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適切な要件定義=目的の徹底

私は以前、キャンプイベントの告知用のチラシ制作を行いました。

それがこれです。

キャンプイベント

メインビジュアルは他の方が撮ってくださって、
キャッチコピーとデザインは私が担当しました

”圧倒的、非日常”というキャッチコピーができるまでに、
かなりのボツ案があり、「はい、ダメ」「やり直し」を食らいました

私ははっきり言って自分のデザインに自信がなかったものですから、
毎回提出する度にお腹が痛かったのを覚えています

非日常をメインコンセプトとして、
イベントと言えども、なにかコンテンツをたくさん用意するでもなく、
ただいつもの「なにかしてる」という状態から少しでも
離れられるような、空間をという要件でした

私は実際に現地に足を運びましたし、夕暮れの時の夕日と目の前に
広がる海のコントラストがとても綺麗でした

たしかに、スマホなんて持たずに、なんならもうSNSにすら載せることも億劫になるような、そんな空間を提供したいと思いました

キャッチコピーには、圧倒的という強い言葉を用いました
ごちゃごちゃ言わない。それをキャッチコピーでも再現しました

メインビジュアルで魅せて、キャッチコピーで寄せる
それを全体で意識して作りました

最低限の情報だけ入れて、あとはメインビジュアルに任せる!といった具合で。

という感じで最終的にはたどり着いたのですが、

意図を疑う

このチラシは、
「人を集めるために、当日をイメージさせるものか?」
それとも、
「ブランドイメージを表現するものか?」

例えばユニクロの話でも

ブランディング・・・余白多め文字少な目
マーケティング・・・スーパーの広告みたいなチラシ

適切な要件定義が必要です

世界観を表現する話なのか?
それともTWITTER(なにか)へ絶対誘導したいのか?

つまりデザインとアートをはき違えるなよっという話

体験
どこでいつ何時に見てどう動いてもらうか?
という言語化を忘れるなよっという話

「ただなんとなく余白を空けて
シンプルです。と言っているデザイナーはいらない」

と言われました

目標設計も甘いのが多い
これではソフト使えるだけで、体験をデザインしているとは到底思えない


#デザイナー #要件定義#UX


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