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子どもにとっての安心基地

ママに抱っこしてほしくて、必死で泣く赤ちゃん。

ちょっと待ってね、ちょっと待ってね、

と言いながら、

やっと赤ちゃんの待つところまでいき、抱き上げる。


あ~ママ抱っこしてくれてうれしいよ~大好きだよ~ぎゅ~~

という反応を期待していたら、

抱っこした瞬間、
下に落ちているおもちゃを取ろうと、腕から落ちそうなぐらいに身を乗り出す。


抱っこしてほしかったんじゃないんかい!!

ってつっこみたくなるw

ものすごくよくある光景。


うちの、生後8か月の末っ子もそうだし、
長男も長女も次女も、そうだった。

赤ちゃんって、安心安全が確保されて初めて、冒険に出かけられるんだよね。


ママがそばにいないときは、
それだけで不安だから、
ママを呼ぶことで精一杯。

でも、ママが抱っこしてくれた途端、安心を感じて、
冒険を始める。

いろんなものを見たい!触りたい!
そんな冒険に出かける。


こちらとしては、せめて10秒ぐらいは母の抱っこを味わってほしいけど、
抱っこした瞬間、
本当に1秒もしないうちに、
もう母はいらないとばかりに暴れだすw


でも、赤ちゃんにとって安心安全が確保されるってそれだけ大事なことなんだろうと思う。
それがないと冒険に出かけられないんだもんね。


先日、
7歳、4歳の子どもがいるパパと話していたときに、

「子どもたちには、
『ぎゅってしてほしくなったら、いつでも言いな。
いつでもぎゅってしてあげるから』

って話してる」

って言ってた。

そして、
そのパパがある日、7歳の子に怒ったとき、

7歳の子は、
怒られたことに納得できず、
涙をこらえながらふれくされながら、

だけど、

『ぱーーぱーーーー
ぎゅっとして』

って歯を食いしばりながら言ったんだって。


それって本当にすごいことだなって思った。

その状況で、ちゃんと『ぎゅっとして』って言うってなかなかできない。

それが言えるという関係性ができていることに感動した。

怒られているときって、
しかもその怒られている内容に納得できないときって、
なかなか素直になれない。

しかも7歳。
パパは自分が嫌いなのかと不安になったりもすると思う。
だから、ぎゅっとしてほしいってとっても素直な気持ちなんだと思う。

でも、それを口に出せるってすごいな。


パパはどんなときでも、
ぎゅっとしてくれる
って、
すんごい安心だと思う。


その安心があるからこそ、きっとこのパパの子どもたちは、
これからもいろんな冒険に出かけられるんじゃないかと思う。


赤ちゃんがそうであるように、
安心が確保されて初めて挑戦ができるというのは、
赤ちゃんを卒業しても、同じなんだと思う。




子どもたちには、
いろんな挑戦をして、たくさんの冒険に出かけてもらいたいから、
子どもたちにとって、パパ・ママのいる家が、安心安全な場所になってくれたらいいなと思う。

パパ・ママはいつでもあなたたちの味方だよ。
パパ・ママは本当にあなたたちのことを大切に思っているよ。

ということを、
伝えていきたいと思う。


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