Fugazi の『Repeater & 3 Songs』を聴いてみた編


こんばんは、内山結愛です。

今回は Fugazi の『Repeater & 3 Songs』を聴いてみた編をお届けします。

ヘヴィーなギターと、内から湧き上がるように感情的なボーカルは圧巻。張り詰めた緊張感すら心地良い…ハードコア・パンク万歳!

そのエネルギッシュさには、聴く側も体力が必要です!是非読んでみて、聴いてみてください!

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1.Turnover
神聖なる雰囲気。緊張感ある。ぽわ〜んってギターの音からギラギラしたギターの音。ヘヴィーな歌声。ボルテージがどんどん上がっていく展開が情熱的。3:18〜間奏雰囲気好き。無双してる。

2.Repeater
絶妙なギターのノイズのかかり具合。複雑な構成。前半特に色々な音が聞こえる。この曲のリズム作り出して保っているドラム凄い。残響音がまた良い。静けさから2:30〜グワ〜って盛り上げて、ギャリギャリノイズかき鳴らしてるの格好良い。

3.Brendan #1
ドラムからどんどん音が重なって増えていく。キャッチーなギターメロディ。歌声が無くとも伝わる熱量。ギターのカッティング音フェチだ…。終わり方スパッとしてて清々しい。

4.Merchandise
イントロからバチバチに格好良い。ベースに心惹かれる。小刻みに刻むギター。魂の叫び。後半ずっと全力疾走で駆け抜けていく感じ。
ハードコアって思ってたより親しみやすい…!

5.Blueprint
切なげ。スピードは割とゆったり。クールダウンだ…と思ったら重くドカーンと歌い出す。1:56〜の間が良い。ドラマチックな展開。最後の掛け合い、盛り上げ上手。

6.Sieve-Fisted Find
緊張感がたまらなく心地良い。ベースが…ベースが…素敵。テンポ感の速さ。弾けてる。2:20〜ベースが大変なことになる。ギターの切れ味の鋭さ格好良すぎる。テンション上がったまま終わるの楽しい。

7.Greed
新しいテンション。明るい。静と動がもどかしい。騒がしい。目覚ましにしたら絶対起きることができる。意外なところで終わる。

8.Two Beats Off
感傷的な、染みるイントロ。歌い出しで雰囲気変わる。ドラムのスカンとした音気持ち良い。これまでの曲みたいにテンション爆上がりさせず、スレスレを狙う感じ。焦らされている。

9.Styrofoam
ギターどうなってるんだ…?スピード感好き。終始アゲアゲ。パンク。急上昇急降下激しいジェットコースターみたいな展開。強靭な声帯。

10.Reprovisional
音階を下っていくメロディーのフレーズが印象的。1:26〜のノイズ凄い。キリキリしてる。天気の良い日曜の昼に聴きたい。これから盛り上がる…ってところで終わるからずるい。

11.Shut The Door
強気で始まったのに、突如セクシーな雰囲気。と思ったら爆発。そしてまた落ち着く。メリハリの鬼。3:11〜の上げて落とす感じ堪らない。そして再びジワジワ攻める。不穏な終わり方。

12.Song #1
男気。力強い掛け合い。鍛え上げた筋肉を連想してしまう。完全に音が無くなる休止ポイント、息を飲む。ここからのボーナストラック3曲がタイトルの「& 3 Songs」なのか…!

13.Joe #1
ベース。ベース。ベースが良い。0:42〜ピアノみたいな音が聞こえる。緊張感が素晴らしい…何度でも言ってしまう…。音の渦の中にいる感覚。聴きごたえあるインスト。

14.Break-In
ハードコアパンクナンバー。スピード感が興奮を煽る。体をじっとして聴くことができない。曲が終わるまでこのテンションを持続できるの凄い。聴く側も体力がいる。

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Fugazi は、ハードコア・パンクバンド、Minor Threatの元メンバー、イアン・マッケイ(vo、g)が1987年にワシントンD.C.で結成した ロックバンド。ジャンルとしては、ポスト・ハードコア、インディー・ロック、オルタナティヴ・ロック、アート・パンク、ノイズロックなど。


(自分用の勉強メモ↓)

● ストレートエッジ:ドラッグやアルコールへの欲求を自ら断ち切る禁欲主義的な思想、または一種のムーブメント。「ストレート・エッジ」という言葉自体は、イアン・マッケイが在籍していたバンド、Minor Threatの曲のタイトルから誕生した。

●ハードコア:ハードコアパンクの略。強いビートとリズムが中心で、過激なシャウトやデスボイスを用いることが多い。テンポがとても速いことが特徴。

●メロディックハードコア:ハードコア同様テンポが速いことが特徴。哀しげでキャッチーなメロディが中心。

●パンク:アップテンポかつ攻撃的。主要三和音中心の簡潔なスタイル。


ハードコア・パンク系のジャンルは、多分今回初めて聴いたのですが、想像以上に聴きやすくてびっくりしました。

聴くまでは勝手に、ハードコア=怖いものだと思っていた…!全然そんなことは無くて、聴いてみるとめちゃくちゃアガる。

イアン・マッケイが以前所属してたMinor Threatの曲も是非聴いてみて下さい!

♦︎Minor Threat 「 In My Eyes 」 

ダイブやサーフが発生していて盛り上がりが凄い…!



次回は、Pavement の『Wowee Zowee』を聴いてみた編をお届けする予定です。お楽しみに!

最後まで読んで下さり、有難う御座いました。

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