mikage_salvatore

チロルチョコをお腹いっぱいに食べたい。

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最近の記事

アドラーが宗教なら私はずぶずぶにハマっていた

※話題が話題なので鍵のノリで有料記事にさせてください……。ツイートの延長線のような記事なので夏だし水1本飲めって気持ちで買ってください。つまりノークレームでお願いします。  近頃ニュースを見ていていわゆる『宗教にハマる人たち』のことを「まったく理解できない思考」ではないなあと感じています。ひとつ断りを入れておくと、アドラー心理学(個人心理学)はれっきとした心理学です。

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    • 元ヤングケアラーという傷

       『ヤングケアラー』という言葉が出てきた時に、そうか私はヤングケアラーだったのかと自覚した。うつ病の母親の代わりに家事の一切を引き受け、するのは当たり前でしなければ怒鳴られる状況だった。妹も父親も我関せずで私にやらせていたのは、私が不登校で暇だからいいでしょという認識だったのかもしれない。それは14歳から家を出る25歳まで続いた。  特に10代の1番ひどい時期は適切な場に繋いでくれる方法も場所も知らなかった。だから精神科に通って薬を飲み続け、家に極力帰らないようにバイトをした

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      • 写真集『アウレリアの泳ぐ街』無料公開

        2016年に公開した写真集『アウレリアの泳ぐ街』をBOOTHにて無料公開致しました。 思い返してみればこの頃が一番気ままに、楽しく、生き生きと撮れていた気がします。年を重ねる度に考えるのですが、感性って衰えていくものなのでしょうか。それとも衰えたと思っていたものは実は変化をしていただけなのでしょうか。ひとつ言えるのは、今の私には当時のようにファインダー越しにこんなきらきらした世界は見えないということです。だとすれば、こうして拙いなりにも何かを残すことは無意味ではないのかなあ

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        • 【日記】水族館に行ったよっていう写真

          海が目の前にあることが当たり前の景色で育ってきた。だから私の原風景をひとつ挙げるなら、それは海だ。 独身の頃はカメラを持って水族館に行くのが好きで、暇があれば一人でふらふらと水族館に赴いていた。水槽の向こう、泳ぐ魚たち、安定しない薄暗い光、その中でいかに魅力的な1枚が撮れるか試行錯誤するのは今でも楽しい。 とにかく光を取り込みたいので、個人的には単焦点レンズでF2.8が安定。画角は狭くなるけどどのみち人だかりで後ろでゆっくり撮っていられないことが多いので、不便だと感じたこ

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          • 【日記】春が手を振りながらそこまで来ている

             春が手を振りながらそこまで来ている。  子の散歩のために30分ほど外をうろうろしたのち、もうすぐ家だというのに子は抱っこ紐のなかで寝てしまった。このまま帰宅して起こすのも忍びなくて、すこし遠回りをして河川敷でぼうっとするのも良いなあと思い立った。そして、コンビニに寄ってカフェラテを買った。会計中に子が起きたが、まあ仕方がない。予定通りに河川敷へと向かい、よっこいしょと口に出して階段に腰をかけた。  半年前、子が新生児の時。私は里帰りをしなかったので、育休を取ってくれた夫とと

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            • 感想ありがとうございます+質問回答

               感想くれくれマンになったせいか感想をいただけてありがたいです。文章が好きとか温度感が伝わってくるとか全部全部噛み締めております。あと意外と多いのは「なぜか懐かしい気持ちになる」とのご感想。同じ島国だからなのか私の感情をうまく乗せられたのかは定かではありませんが、いつか美しき英国に行ってみて欲しいです。  ところで、フォロワーさんから質問をいただきました。 とのことでしたので僭越ながら回答します。  毎回、台割に実際写真を乗せて仮組みしてから本データをつくるのですが仮組み

              • 愛の系譜から外れた小さき存在たち

                 『愛』とは安らげる家のようなものだ。それは誰しもが与えられるべきものである。とりわけ赤ちゃんには無条件に『与えられなければならない』。そして、それは大人の役目だ。  生まれながらに大人である存在は自身の利益を追い求める。このミッションを完遂すれば昇進が得られる。「家族や愛を知らない。だから悲しくない。」ボス・ベイビーはそう言った。彼は主人公ティムが大切にしていたぬいぐるみを壊してしまった時、一瞬動揺を見せる。そして自分が何者であるか、何の目的でここに来たかを打ち明ける。どう

                • 写真集のお知らせ

                   昨年「イギリスで撮り溜めた写真集出したいです!」って言ったくせに間に合いませんでした。まあでも2022年もまだ1月だし許して。  無事に入稿できたので堂々と「出ます!」と言えます。出ます! 本当はもっとたくさん詰め込みたかったのですが何せ1万枚を超える写真の選別の途方のなさよ……。あんまり詰め込んでもな~ってこともあり、Twitterに上げた写真が大半です。いくら素の写真が1万枚といえども、過去にレタッチした写真たちがそもそもよく撮れたものの積み重ねなので今更すべてをひっく

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                  • 2021年も世話になった

                     今年のことについてはもう書き尽くした感があるので今更どうこう言うつもりはないがブログ的にダラダラと書いておこうと思う。  まずは昨年のクリスマスを境に2月まで急にTwitterから消えてご心配をおかけしました。私なんかが急に呟かなくなったところで気付く人はそういないだろうと思っていたが心配してくださった方がちらほらいてびっくりした(びっくりした)当時も書きましたが帰国の際に抗原検査で陽性が出たらおそらくニュースになるし世間様に叩かれる未来が見えてたので下手なことは言えなかっ

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                    • その悲しみは隠さなくていい

                       イギリス王室のメーガン妃が流産を告白したエッセイが発表された2020年の11月、私の関心はそちらに向いた。その1ヶ月前、私は同じように流産を経験したばかりだった。その時の私はフランクフルトにいた。  流産を言い渡される数日前から出血が続き、それは日を追うごとに多くなっていく。泣くほどの不安と諦めで数日を過ごした。その朝の明け方、激しい胃痛(何故か腹痛ではなく胃痛だった)に見舞われて息をするので精一杯だった。人生で初めて本気で救急車を呼ぼうと思ったくらいだ。その日は初健診の予

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                      • 2018年の落書き(落描きではない)

                         春をきれいごとにするから、ひとは憂うのだと思う。  何年前だったか忘れたが、春休み明けの新学期、女学生二人が線路に飛び込んで自殺をした。それはそれはちいさな記事で、おそらくそれを目にすることは一生ないだろう。私は「彼女たちなりの青春だったのだろうなあ。」とぼんやりと思う。顔も名前も知らない少女たちだから、悲しみも同情もない。けれど、私のこの憶測を同情と呼べるなら、すこしだけ、同情している。頭を悩ます進路のこととか、スクールカーストのこととか、嫌いな先生や口うるさい親のことを

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