身幅だけで服を決められない理由

Twitterでは胸の民を連呼している私。

Heart Closetのようなグラマーフレンドリーのお洋服を作っているところ以外で服を買う人が多くを占めるのではないだろうか。

胸が大きいとどうしても「身幅」が気になる。
だが身幅だけで解決できないのが胸の民たる所以なのだ。

それは高さがあるから。


立体裁断で胸が収まる位置にしっかり布量が割り振られていれば、普通の人が着る衣類と大差なく見える。
しかし肩や首など胸以外の要素で衣類を決めてしまうと、胸に肩や前身頃の布が奪われ途端に窮屈になってしまう。まるで子供服を着る大人のようなタイトさが際立つ。

だからわたしが意識しているのは「ウエストマーク」である。

グラマーフレンドリーブランドで衣類を選ぶ際はその点を完全に無視できるが、実は一般体系向けの衣類ブランドでは一番気にしなくてはならない。

上述したように胸には高さがある。
お椀型というか山なりになっているので当然ウエストマークがあると布が胸に奪われた分ウエスト位置が上がってしまう。
1センチでも結構感覚的に窮屈に感じるが、大体5センチほど私の場合は前身頃がずり上がる。
のでウエストが肋骨に当たる。
これは普通のウエストとして採寸できず、大体肋骨で採寸した結果で服を選ばなければならなくなる。


だがローウエストまたはウエストマークがない衣類となると前身頃ずり上がる問題が勃発しても実は何とかなったりする。

ぜひ大胸の民のみなさんで一般体型ブランドでワンピースを買う際、ウエストマークに意識を向けてみて欲しい。
当然身幅がバストトップ以上のゆとりがあることが前提ではあるが、ウエストの切り替え部分の高さ、有無で実は少し快適に過ごせたりする。

服の好き嫌いはあれどちょっとした豆知識。

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