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40度超えの日々を生き抜くために

มีแค่ฦดูร้อน/ร้อนมาก/ร้อนที่สุดในประเทศไทย

「タイには暑い時期、とても暑い時期、クソ暑い時期の三季しかない」と冗談でよく言われてますが、体感する限り、本当のよう。一年中暑いイメージですが、その暑さにもグラデーションがあります。だいたい3月から5月が暑期で、6月から10月までは雨季。11月から乾期に入り、やや涼しくなる。

最近、蚊が夏バテして飛べなくなっているのを見かけました。ひょろひょろ〜とかなりゆっくりの低空飛行なので、見つければすぐ殺せます。まぁ、そのぐらい猛暑です。とにかく暑い。これから4月にかけて暑さが加速すると思うと、気がやられます。。

https://www.khaosod.co.th/around-thailand/news_3725226

この前のニュースでスコータイ県がタイ国内中で一番暑い県だというのがニュースになってました。やったね!最高気温41.4℃だって!!どんなことでも一位になったら嬉しいのが人間の性でしょうか、否、勿論そんなことなんてないぞ…


暑さに弱い雪国育ちの私は、毎日のこの暑さに慣れることなく、ひいひい言っております。どうにか生き抜くための術をまとめてみました。ご査収ください。


1. 暑い時間帯に外に出ない

まず、基本を。日中外に出たら、即死です。先日、充足経済の会議と植樹のワークショップで、朝8時から5時間、ずっと外にいたんです。水や塩分をきちんと摂っていても、ガンガン鳴りくる頭痛と気持ち悪さには勝てませんでした。自分が元から暑さに弱いからなのか、ここが暑すぎるだけなのか、分からないけども、かなり辛く、泣きそうでした。。。(ちなみに、美白信仰の強いタイ人同僚たちはこの暑いのに長袖を着て、顔面から汗ダラダラでした。美白信仰、ルッキズムはまた書きます。)

朝9時からどんどん暑くなり、13〜14時にはピーク、夜18時過ぎまでは基本的に暑いです。タイの屋台も早朝(早いとこで朝6時〜8時過ぎまで)か、夕方(夜18時〜遅くて22時くらい)にしか出さないのは、とても理にかなってる。日傘や帽子、サングラスは、外出時体力の消耗を避けるのに必須!


2.ココナッツウォーターと白湯を飲む

外がクソ暑いとはいえ、中は冷房でガンガン冷やすのがタイ流。タイ人はなぜか冷房に強い。「適温」の感覚は皆無だと思っていただいて間違いないでしょう。

タイ語で「暑い」と「熱い」、「涼しい」と「冷たい」の区別はない。暑くても熱くても【ร้อน】、涼しくても冷たくても【เย็น】である。常夏のこの国では、暑いは悪く、冷たいは良い意味。冷房は効いていればいるほど、サービスがいいことになっていて、BTSや公共バス、県庁内、レストランなど、何処でもガンガン効いている。冷房の有無で料金が違うのも特徴的でしょうか。

「お願い、冷房弱くして」といっても余程のことがないと聞いてくれない。冷房はサービスであり、とても良いことだから、人が寒くても関係ない。マイペンライ。外は40度、内は24度。この温度差で体調を崩すのは決まって外国人観光客であるので、暑いとはいえ、カーディガンやストールの冷房対策は忘れずに。

職場では、せめてもの抵抗としてお白湯を飲んで、ユニクロのUVカーディガンを羽織って、たまにストレッチして身体を動かしてます。お白湯はほっと落ち着き、冷えた身体をあたためてくれるので好きです。お白湯の美容効果云々はナチュラル系の女子あたりが語ってそうなので、割愛。ぐぐってください。


もう一つ、おすすめの飲み物紹介。


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熱中症に効果的な飲み物は経口補水液だが、タイにはココナッツウォーターという天然の経口補水液がある。屋台だと大体20〜30B(70〜105円)セブンイレブンだとCocomax、Maleeブランドが 350ml 25B(約88円)で売ってます。熟す前のココヤシの果実から取れる果汁で、味は少し青臭いのでダメな人もいそう。カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどの電解質が豊富であるので、天然のスポーツドリンク、飲む点滴と巷で騒がれてます。

私も最初はこの青臭い味が慣れず、嫌いだったのですが、辛すぎる食あたり時にココナッツウォーターに助けられてから、一変しました。食あたりや発熱時に飲むと、とても美味しいんです。身体に沁み渡る。(看護師さん曰く、これが美味しく感じるのは身体のミネラルが足りていなくて大変な状態、とのこと。。)

塩辛いタイご飯のせいで身体がむくむ・飲みすぎた二日酔い後・風邪の手前・辛い食あたり・発熱・熱中症時などなど、とっても身体が楽になるので、是非、ココナッツウォーター飲んでみてください。


3.就寝時は、エアコンと保冷剤を上手に使う

タイの暑期の特徴は、夜でもやりきれないくらいの暑さが続き、風が吹かないこと。(話は逸れますが、タイで家を借りる際は、日当たりの悪い物件の方がおすすめです。日当たりが良い物件なんて、昼間の熱がこもりすぎて帰宅時軽いサウナです。)

風が吹かないのだから、窓を開けてもじりじり暑い。エアコンを使った方が費用対効果が高いので、電気代が多少かかろうとも使うようにしてます。

前の家は、電気代(1ユニット10B)+電気代同額のサービス料というのが何故か発生し、馬鹿みたいに高かった(1ヶ月1500B以上)。今思えば、語学の分からないジャパニーズから大家が金を取ってただけなんだろうな…(金返せ)今の家は電気代(1ユニット4B)で無駄なサービス料も入っていないので、引越しして本当によかったです。(ちなみに公共料金の電気代というのは1ユニット3〜5Bが相場だそう)


結論:就寝後3時間冷房つけっぱなし、保冷剤を首、脇に当てて寝る

色々傍にそれましたが、この方法が一番暑苦しい夜もちゃんと寝れます。一晩中冷房をつけておくのは喉の乾燥が気になってしまって嫌なのですが、最低3時間は快眠のためにつけます。保冷剤で頸動脈や大きな動脈の箇所を冷やすのも効果的。ひんやりして気持ちよく、そのうちうとうとしてきます。

あと大事なのは、リネン100%の寝具とパジャマ。適当なTシャツと短パンで寝ていたのをリネンに変えてから快眠具合が驚くほど違って、服の素材に興味が出て、どっぷり沼にハマってしまっているほどです。汗でべたつかない。熱がこもらない。着心地が良い。最高です。人類皆リネンパジャマに変えた方が良いよと変なお節介を焼きたくなるくらい、最高。


思いつくのはこんなもんですが、なにかあればまた更新します。


สวัสดีค่ะ (サワディーカー)






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