地獄から天国。奇跡の夜
〜前回までのあらすじ〜
チケット詐欺師との戦いの末、無事お金を返してもらえたものの、楽しみにしていたコンサートに行くことができず落ち込む友人と私。シャトルバスのチケットは確保していたので、グッズだけでも買いに行くか…と会場へ向かうことにしました。
前日にコンサートへ行っていた妹（岸担。この人も布教にまんまとハマった）に、「会場で『チケット譲ってください』のボード掲げている人結構いたからダメ元でも作ってったら？」と教えてもらったので、急遽手描きボードを仕上げることに。（10分クオリティ）
ライブ会場でよく見かけるけど、まさか自分がこれを掲げる日が来るとは思いませんでしたね…
そしてコンサート当日。夜公演に行くはずだったので友人と昼頃集合してホテルのめちゃくちゃ最高なアフタヌーンティーを食べながらチケットに詐欺られた恨みつらみを浄化。
シャトルバスで会場へ向かい、とりあえずグッズ（うちわとペンライト）を購入。コンサート入りたかったなあ…とか思いながらちょっと悲しくなりましたね。その後は開演時間までわずかな可能性を信じて『チケット譲ってください』のボードを掲げ続けました。同時にTwitterでお譲り募集を呼びかけつつチケット探してましたが１枚６万とかで売ってるんですよ…？いやいや。オタクを馬鹿にするのもいい加減にせえよ…
そんなこんなで開演まであと10分くらいになり、私達も完全に諦めてました。「明るいうちにうちわとペンライトの写真でも撮るか…」とか言いながら途方に暮れていたその時。めちゃめちゃ美人なお姉さま２人が目の前にいらっしゃいまして「定価で２枚いかがですか…？」と声をかけてくれたんです！！！
いや〜〜〜〜こんな奇跡ある…？もう２人で泣きそうになりながら「ありがとうございます！！！！」つって同行させていただきました…。もう感謝しきれません。
そんなこんなで開演10分前に起きた奇跡のおかげでとてもハッピーーーーな気持ちでキンプリのコンサートを楽しめました。しかもこの日は推しである岸くんの誕生日。一緒にお祝いするだけでも最高なのに、自作の「誕生日おめでとう」うちわに対して指差し＆国宝級のスマイルをいただくというとんでもないファンサもいただきました…こんな幸せでいいんだろうか…
岸くんはテレビや雑誌で見ている通りの人でした。いや…実際生で見てみるとまとっているオーラがなんつーか穏やかで優しすぎた。ずっとまっすぐ、綺麗なものだけを見て生きてきたんだろうな…みたいな。それぐらい綺麗な瞳をしていたんですよね。彼のことを好きになれてよかった、そしてこれからもずっと好きなんだろうなあ。と確信した夜でした。
チケット詐欺というどん底からの天国。まさに奇跡としかいいようがない１日でした。昨日は眠れず興奮状態でこのnoteを書いている次第です…
同行させてくれたお姉さま方、Twitter上でも「チケット見つかるといいですね…！」などなど温かい言葉もたくさんいただきました。そして最後まで諦めず一緒に探してくれた友人、すべてに感謝感謝です。
この幸せな気持ちを抱えて、また毎日の生活がんばろ。当分夢心地だろうと思いますが。笑
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