横顔

2024.4.3

君に向けて言っているんですよ。

みたいなツイートをいくつもいくつもして、それに君から反応があったらばかみたいに心臓が跳ね上がってもしかしてちょっと体温も0.2度くらい上がっちゃったりなんかして、顔にはありえないほどのにやけた表情浮かべちゃって、でも冷静にそれスクショしてなんでもないようなツイートをまた繰り返すんでしょう。

わたしが好きになる人って、だいたい好きになっても仕方ないような人で、関係性とか時期とか距離とか、だから困っています。あなたのことも好きになりそうでこわいです。今はまだ「気になる人」で済まさせてください。

でもさ、人を好きになることってこわくて、好きになられるのもこわくて、今他人から愛情を向けられているわたしは、どうしたらいいのかがわからなくなっているんだ。
好いてくれる人と、自分が好きな人と、どちらと一緒になるのが幸せな道なんだろう。好いてくれる人を傷つけないで済む方法は、あるのでしょうか。
いやそもそも、わたしはあなたのことを好きにならないように努力したい。なんて言いながら今日もあなたの横顔を思い出してあなたの言葉を探しているの。
っていうか全然好きな人と一緒になれる未来なんてわたしにはあるとは言ってないもんね。ちょっと気が早すぎたか、ごめんね。

「好き」になったらいつか終わりがくるからそれがこわくて敢えて「推し」という概念を引っ張り出してなんかもいる。だって推しているだけなら君に恋人がいても恋人ができても誰かと一緒になっても許せるでしょう？遠くから見守っているだけで済むんだから。ひどい理論。逃げ道をちゃんと用意しているずるい自分。
まぁまだ好きになる覚悟なんてないから気になる人でいてください。好きになっても報われたことなんてないわたしは、自分で恋愛をするのがこわいの。

これ、もしかして君も読んでる？
知られちゃったら調子狂うな、でも知られちゃったら覚悟もできるかも。あなたのことだよ。