私の男女の友情の話
私には、いわゆるいつメンという集まりがあって、これは男2女2の計4名で構成されている。
先日、受けている講義の関係でこのいつメンのうち、この男2人と私1人という状況で夜な夜な集まってレポートを進めることになったのだが、これがまあ進まなかった。
なぜなら、この男たちは恋愛話(下ネタ含む)ばかりしたがるからだ。
こちらがわざわざバイトを終えてからレポートのデータの運用について教えに行ったのに…
結局、レポートに頭を働かせたのは1時間にも満たなかったと思う。
とはいえ、この年代の男性として、生物学的に(?)は正しいといえるから、私は黙って彼らの性癖だとか、彼女の話だとかをただ聞いていた。
・・・訳ではなかった。
というのは、やはりその空間に私も存在しているということを認識してくれている訳で、私にもそういう話を振ってきたのである。
「これまで1番何に興奮した?」
「元カレとはどんなだった?」
「マッチングアプリなんて、”そういうこと”したいから始めたんだろ?」
なんというデリカシーのない奴らめ、、
と、本当は思うところなのだけど。
(そして、マッチングアプリを始めたのは、別にそういう行為をしたいからではないけれど。)
もはや、そう思わないほどに色々なことを話してきてしまった仲である私たちは、ただ恥じらいもなく、そういう話を夜中の1時を回るまでしていた。
レポートは進まなかったけれど、男性側の恋愛に対する見方を聞く機会はなかなかないし、彼らのいう女性への関心を聞いて結構楽しんでしまった。
だからこそ、この間は、この男女の友情的な関係が続けばいいなと本当に思った。
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私は、彼らを「男性」としてよりは、「(男性としての考えを持つ)人」として接している。
だから、彼らに特別な感情が湧くことはないし、近づいてこられたところでほっておくか少し距離をとる、いわば兄妹/家族のような感じがする。
そして、このメンバー間であらゆる意見を交換するとき、各自女性or男性ではあるけれど、
「男性と女性って考え方が違うから」
ということだけで、決してお互いの考えを平行線のままにしておくことはない。
なぜなら、男性陣が、こちら(=女性陣)がきちんと納得するまで意見を述べさせようとするからである。
これは少々面倒くさくもあるが、自分の意見を退けがちな私にとって彼らの存在が私の性格ないし考え方の改善に大きく影響しているのは間違いない。
実際、この数ヶ月で親睦を深めることになったのは、彼らが私に色々な視点を与えてくれたからでもある。
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いつメンのみんなへ
これまで、私の無意識下での言動の悪さ(自分の考えを示さず、人に選択権を委ねて責任を放棄するところ)とか、人がなかなか指摘してくれないようなことに気づかせてくれてありがとう。
これから私もどんどん変わっていきたいし、みんなとバチバチ対話していきたい。
これからもよろしくどうぞ。
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