ナンバーズたのしい

愉快な一文目を書きたい件について。

はじめまして、私はのむしです。
ジャグリングは5年半やっていて、ボールのナンバーズが好きです。

ところで

3,4ボール:おしゃれ、きれい、かしこい
ナンバーズ:脳筋、パワー、あたまわるい、苦行

こんなイメージを持っていませんか??

まあ、あながち間違っていない部分もあると思うのですが、
それだけではないよということで、ナンバーズのいいところを紹介したいと思います。

※この文章で、ナンバーズはボールナンバーズを指します。

1. あたまわるい?
たしかに新技はあまり生まれず、新技を考える頭はそれほど使わないかもしれません。
※ナンバーズで新技を生み出せないのは私の実力が足りていないからだという意見はいくらでも受け入れます。

しかし、技の習得には相当頭を使います。
よく、ナンバーズは(練習法が)投げるしかない、とかいう人もいますが、
正確には、”考えながら”投げるしかない、だと思います。
投げて、落として、原因を考えて、を繰り返す、その分だけうまくなると思います。

また、原因を考えることはジャグリング以外の場面でも大切だと思います。
その一方で、こんな簡単にトライ&エラーを回せる経験はそう多くないかと思うので、ナンバーズの練習は試行錯誤の練習にもいいかもしれませんね。

2. パワー/脳筋?
ナンバーズ、特にハイスローは力(筋肉)がいると思われがちです。
ですが、ハイスローに力はそれほど要りません。
※エンデュランスには筋持久力がある程度必要かも知れませんが。

皆さん全力で真上にボールを投げてみてください。きっと時によって高さが変わるはずです。
そして、よく見てみると高く飛ぶのは力がかかっていない時じゃないでしょうか。
誤解を解くと、脱力できて、力を効率よく伝えられているときに安定して高くボールが投げられます。
この力の伝え方、私はまだ習得しきれてはないですが、この技術を習得すると筋肉をつけるよりよっぽど安定して高さを出せるだろうと思っています。
つまり、"テクニック>パワー"なのです。

「私は力がないから(腕に筋肉をつけたくないから)ナンバーズはやらない」という方も、一回試してみてはいかがでしょう。

あと、勘違いしないで欲しいのですが、
筋肉はジャグリングしたくらいで簡単にはつきません。

3. 苦行?
超楽しいです。
一旦考えてみてください?
7個もボールが飛んでいる光景を下から眺めるのって、すごくテンション上がりませんか??
db97531の復帰を下から眺められるのはもはや特権な気がします。

まあそれは置いておいたとしても、
・エンデュランスにより成長を実感しやすく、モチベーションを維持しやすい
・技が無限に存在するので飽きない(5の技は6でもできるし、6ができたら7を練習すればいい)
・単発技、継続技、1技で2度美味しい(単発回収〜エンデュランスまで、幅広く楽しめる)
・誰でも挑める(持てるので、スタートは遊び感覚でできる)
などの点は特に優れています。
それもあって私も楽しく練習してこれました。

また、難しいですが、シーケンスや技を作ったりすることもできて、新技開発を楽しめないということもありません。

おいしいところを取って、みなさんも楽しいナンバーズライフを送りましょう。


4. おわりに
まだまだ書きたいことはありますが、長くなるので紹介は終わりです。

結論としては、ナンバーズは
「かしこくて、たのしい、テクニカルな種目」
ということですね。

みなさんも投げてみましょう!!