地獄しか見えない


何も考えずに過ごしたいけどそういうわけにもいかないから

頭の中でずっと、自分を責める声が聞こえて

それと同時に、沢山のものがフラッシュバックして

どこにも逃げ場がないような気がして、いっそのこと消えてしまおうかと思うけど

消えることすら怖いんだね

出来ることなら消えたくない、けど、自責の声はまるで私の自○を喜んですすめているように見えた

人の好意がありのまま受け取れないのは

誰かの悪意に過敏に反応して許せなくなるのは

それだけわたしが歪んでいる悪い人間だからなんだ。

大切な人にほど要求が多くなるのも、よくよく考えれば意味がわからないよね

1番幸せを願う相手におまえは、何をしているんだ?

暗い部屋で苦しさの続く肺を無視して

体調の悪さとは向き合いたくなかったけど

ほぼ0に近い食欲には向き合う

理解してくれる人にできる限り心配はさせたくなかった
悲しませたくなかった 迷惑かけたくなかった
笑顔で沢山食べる演技はもう出来なくなったけど、ある程度食べれてたらそれで許して欲しい。ごめんなさい。

自分が何よりも嫌いで 何よりも気持ちが悪く 何よりも罪深い人間

いっそのこと倒れて、そのまま消えてしまいたかった

繰り返される地獄は、最初は立ち上がることが出来ても次第に立ち向かう勇気も、気力もなくなってしまうから

言葉の端々に見える隠された膨大な自己愛にもとっくに気付いていた

他人へ向く厳格な裁判官の牙は、自身にこそ1番強く働く。

ずっとずっと未熟でどうしようもない人間だから、心の奥底では吐きながら助けを求めているけど

そろそろ自分で対処しなきゃいけない年齢だってことも分かっていて これが他人に大きな迷惑を被っていることも分かっていない訳ではなくて
ただ一方的に濁っていく心に蓋をして一生分からないようにしたかった

現実を直視するのが嫌で泣いている日々が、いつまでも過去のものになってくれる自信がない

なおさなきゃいけない自身の欠点が

なおしてもなおしても無くならないことにも気付き

それでもいつかきっと、どうにかやっていけると思っていたが

相手が信じた人は私ではなかったと知ったら?

愛とは何かを考え直す最悪の機会でしかなかった

いずれ太宰治のような人生を歩むのならいつ消えたって同じだ。

相手が見ていたのは本当に私自身だっただろうか

ただの理想像ではなかったか

自身を悪魔だと責める声に加えて

もしかしたら本当の悪魔って、君の周りの人達の中にいるのかもしれないよって

囁く声が聞こえていた

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