【公明党】木内秀一市議(旭区)

9/6の横浜市会定例会では、中学校給食について質問する方が多数!

立憲・国民フォーラム、公明党、共産党の3会派4市議が質問していました。議会の雰囲気が変わってきたのかな、という印象です。

【質問】ハマ弁の方針決定

中学校昼食の充実について伺います。ハマ弁は、本年5月末から当日注文を全校展開するなど、保護者のみなさまの声に耳を傾け、真摯に改善に取り組んできています。今年度で事業開始から4年目を迎え、令和2年度末には、協定期間が終了となります。今年度は、令和3年度以降のハマ弁の方針を検討する時期となりますが、よりよいものとしていくために、生徒や保護者をはじめ、多くの方々の意見を聞きながら、検討を行う必要があると思います。そこで令和3年度以降の方針決定をどのように進めるのか教育長に伺います。

【質問】ハマ弁を横浜型給食への検討

ハマ弁の直近の喫食率は、本年8月で5.6%と少しずつは改善していますが、依然として厳しい状況にあります。生徒、保護者が、ハマ弁を利用しない理由として、まわりが頼まないから利用しにくいという声がいまだ多く聞こえてきます。令和3年度以降の方針を検討する際は、ハマ弁の良さを生かしながら利用しやすい環境を整えることが重要と考えています。本年2月の市会本会議で、わが党では現在のハマ弁をさらに進化させ、学校給食法に準じた横浜型給食を実現することを提案しました。

ハマ弁のノウハウを生かしながら学校給食法に則った内容とし、入学時に利用登録を基本とするなど、より多くの生徒がハマ弁を選べる環境を整えることで、安定した利用につながると考えています。そこで横浜型給食の実現をめざすべきと考えますが、市長の見解を伺います。

さまざまな声があるなか、早期に実現できる方向はデリバリー方式だと考え、現在のハマ弁を進化させ、より多くの生徒が利用しやすい環境をつくることで横浜独自の中学校給食を実現できるものと考えています。令和3年度以降のハマ弁を検討する際にはしっかりと課題を整理し、将来的な横浜型給食の実現へ向けた検討を進めていただくことを強く要望し、次の質問に移ります。

【答弁・林市長】ハマ弁を横浜型給食への検討

横浜型給食の実現をめざすことへの見解ですが、ハマ弁をより利用しやすくするため、多くの生徒から選ばれるような環境を整えることは、重要だと思います。ハマ弁は値段や栄養バランスの点で、他都市のデリバリー型給食とそん色ない内容ですが、仮にハマ弁を学校給食法上の給食と位置付ける場合には、供給体制などさまざまな課題があります。他都市の事例も参照し、検討する必要があり、中長期的な課題と考えております。

【答弁・鯉渕教育長】ハマ弁の方針決定

ハマ弁の今後の方針決定の進め方ですが、中学校昼食の現状やハマ弁のこれまでの取り組みを検証・評価し、今後の方向性を検討するため、生徒、保護者等へのアンケート調査の実施や外部の有識者も含めた懇談会を開催します。そうしたご意見を参考に、選択制の充実に向けてより利用しやすいハマ弁となるよう検討を行い、年度内をめどに令和3年度以降の方向性を決定したいと考えています。

会の活動はすべてボランティア、運営は募金で賄っています。仕事と子育てといっぱいいっぱいのメンバーを、みなさんの力で支えていただければ幸いです。