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覚醒の基礎 ヴィパッサナー瞑想






もう数年前の話ですが、今でもヴィパッサナー瞑想の経験が役立つ場面が多いので書こうと思います。

私は以前、京都のヴィパッサナー瞑想センターに行き、10日間のコースに参加しました。

この瞑想のコースに参加したおかげで、その後の人生に大きな影響を与えました。

もちろん、その10日間は楽なものではなく、本当にしんどいのですが、今では参加して良かったと心の底から思っています。


ヴィパッサナー瞑想の10日間コースは、1日目から10日目まで、朝早い時間から夜まで、ひたすらに瞑想し続けます。

夜に1時間だけ講話の時間があり、それ以外はグループ瞑想、個人瞑想、食事、休憩の時間があります。

また、コース中は誰とも話せないというルールがあるので、ひたすら自分と向き合うことになります。

結果的に私は、この瞑想コースのおかげで、凝り固まっていた考えや先入観が壊れ、生きる上で重要な智恵を新たにインプットすることができました。

それに加えて、アイソレーションタンクの体験、アカシア体験、アヤワスカ体験などの覚醒体験をする時にヴィパッサナー瞑想の技術は大いに役立ちました。


ヴィパッサナー瞑想を生かす


ヴィパッサナー瞑想の目的は、

「ものごとをありのままに見る」

というもので、瞑想中やることはひたすら観察することです。

この際、体は1ミリも動かさないように言われるのですが、そのおかげで無駄な思考が消えて、ただただ微細なエネルギーの流れに集中することができます。

このただ観察して集中し続けるという技術が他の覚醒体験のベースとして役立ちました。

意識の深い領域に入っていく時には、無駄な思考のループを止めて、ただじっと待ち、集中し続ける必要があるからです。

そこで、感覚刺激に毎回反応して、それに対して思考してしまうと、ずっと思考のループから抜け出せず肉体と精神を切り離すことができません。

そうならないように、体をできるだけ動かさないことが集中力維持につながります。

このような技術は、知識として知ってるだけでは、その考え自体が思考のループになってしまいますので、ヴィパッサナー瞑想の10日間コースのようにトレーニング的に体で覚えなくてはならないのだと思います。

私自身、ヴィパッサナー瞑想自体の技術はまだまだですが、他の覚醒体験をする際には、ヴィパッサナー瞑想をする要領で集中力を維持し、体をなるべく動かさず、ただただ起こることを観察します。

そうすることで、私の場合深い領域に到達することができるのです。

これらを一言で表すなら

「自然の流れに身をまかせる」

ということだと思います。

言葉で言うのは簡単ですが、思考して動くのではなく、感じたままに反応して行動することは難しいです。

そのため、ヴィパッサナー瞑想のような体で覚えるトレーニングが必要なのだと思います。


ヴィパッサナー瞑想のすすめ


ヴィパッサナーの技術は、今まで書いてきたようなことに限らず、普段の生活にも大いに役立ちます。

生活していて感じる苦しみや怒りなどの負のできごとに対して、ただ観察するというコマンドを選択することができます。

負のできごとで"不安"という思考のループに陥ることなく、一つのできごととして受け止め、そのまま流れに身をまかすことができる感じです。

このように、意識の深い領域を目指す人だけでなく、普段の生活においても肉体、精神の使い方が分かるのでおすすめです。

個人的には、夜の19時ぐらいから始まる講話が好きで、今でもその知識は血肉となり、人生の根本的なベースとして役立っています。


おそらくヴィパッサナー瞑想をもっと極めれば、また見える世界が広がると思うのですが、とりあえず10日間のコースだけでも人生において、大きなものを得れると思います。

ヴィパッサナー瞑想はいろんな場面で役立ちますので、一度体験してみることをおすすめします。


ここに書かれていることは、個人的な体験による情報も多く含まれているので、参考程度にお読みいただけると嬉しいです。

何かご意見、ご質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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