一瞬で心を惹きつける好印象の作り方

相手に好印象を与えたい。これは誰しもが思うことです。

もし相手に好印象を与えることができれば、商談がスムーズになったり、恋愛にも有利になることができます。

今回はそんな好印象の作り方を徹底解説していこうと思います。

まばたきの回数を少なくするだけで信頼される

信頼関係を築くのは、並大抵のことではありません。

しかし、まばたきの回数を意識的に少なくするだけで、信頼度をぐっとアップさせることができます。

人は、弱気になったり緊張状態に陥ったりした際に、脳内物質のドーパミンの影響でまばたきが多くなならます。

逆に言えば、まばたきが少ないと、精神状態は安定していると認識されるのです。

ある心理調査によると、女性よりも男性のほうが情緒不安定な印象を与える度合いが強いという結果もあります。

平常時のまたばきの回数は、1分間に、男性で約20回、女性で約5回。およそこの倍程のペースを越すと違和感が生まれます。

相手の右側から近づけば、安心感を持ってもらえる

誠実さや熱意をアピールするためには、相手に真っ正面から向かい合うのがセオリーですが、この位置は威圧感を与えてしまう危険性があります。

それほど親しくない相手にナチュラルに近付くには、横からのほうが良いです。しかし横であれば左右どちらからでも良い、というわけではありません。

相手に警戒心を抱かせないためには、右側から近付くほうが良いのです。これは人間の左右差のある急所である心臓が左にあることと、ほとんどの人間が右利きであることによるものである。

ちなみに女性は気を許した男性には、左側に位置して守ってもらいたいと感じます。


頷きは相手の印象を悪化させる

頷きは相づちと同じく誰もが無意識にしているものですが、意外と難しく、相手に不快感を与えてしまっている場合も少なくありません。

特に嫌がられるのが「ふんふん」といった頷きです。「ふんふんと聞き流す」という言い回しがあるように、聞いている振りをしている印象が強く、また上から目線で対している印象を持たれる場合さえもあります。

頷きはシンクロニーと呼ばれる同調作用だからこそ、上辺だけであることがバレやすいものでもあります。

よっぽど本心から出た自然な場合以外は、頷きは控えたほうが賢明なのです。

初対面では自然体より演出がものをいう

いくら本人に魅力があっても、第一印象が良くないと魅力は伝わりません。

そこで、相手にどんな印象を持ってもらいたいかによって、自分を演出する必要性が出てきます。

たとえば、あなたが遅刻しがちなルーズな人間だとします。

それでも、時間に几帳面な真面目な人だと思われたいのなら、初対面で会うときだけ、待ち合わせよりも大幅に早く目的地に到着することです。

ここで「待ち合わせよりも早く来る人なのだ」と思わせれることができれば次回からあなたが多少遅れても「何か事情があったのだろう」と相手は解釈してくれます。

体ごと相手に向きあえば相手は心開く

向かい合う角度によっても、相手からの印象は大きく変わります。

人と人との位置関係には3種類あるといわれており、相手のサイドに陣取りプライベートな関係を演出する「情の位置」、相手の後ろに立ち恐怖や嫌悪感を与える「恐れの位置」、正面から向かい合い、社会的な関係を築く「礼の位置」などがあります。

誠実さを表すためには、「礼の位置」が正解です。

このときにデコルテ(首筋の辺りから胸元の辺り)を相手にしっかりと向けると、体全体で相手に向き合うことができます。

しかし極端に真正面から向き合い続けると威圧感を与えてしまうので注意が必要です。

あごの角度を意識すれば、場の空気も自在に操れる

あごは顔全体で作り出す表情に大きく影響します。あごを最も上げた状態は、軽蔑や横柄さ。

軽く上げた状態は、自信や余裕。通常の状態は、誠実さ。軽く引いた状態は、控えめさ。大きく引いた状態は、疑惑や卑屈。といった印象を、相手に抱かせることができます。

下に出たいなら、あごを引き、自分を大きく見せたいならあごを上げましょう。

椅子に浅く座っていると、相手からはあごが上がった角度に見え、横柄な態度に見えるので座り方にも注意が必要です。

メガネを有効に使って印象アップ


人はコミュニケーションをとるとき相手の目を見ます。そしてその目を印象付けるためのアイテム。

それがメガネです。ビジネスマンは中々ファッションに差別化を図ることができません。

そんなビジネスマンにとってメガネは印象をガラッと変えることのできる魔法のアイテムなのです。

四角いメタルフレームは冷静さ、信頼感、丸メガネは穏やかさや親しみやすさ、フレームレスのメガネは知的なイメージを相手に抱かせることができます。

相手をイチコロにする笑顔の作り方

芸能人にはよく人の心を鷲掴みにする笑顔、いわゆるキラースマイルを持っている人がいます。

もし芸能人並のキラースマイルを手に入れることができたら営業や恋愛では大きな武器になります。

しかし日本人は笑顔が苦手な人が多いです。無理に笑おうとし、不自然な笑顔になる人は多いです。

自然な笑顔のコツは普段から表情にメリハリをつけ、中途半端に笑わないことです。YouTubeなどのフェイスエクササイズに取り組むことも自然な笑顔を作るコツの一つです。

腕を組む、顎を突き出すなどの横柄な態度で笑うのはNGです。

人の反射作用でもある笑顔にはその人の本性が見えてしまうものです。侮ってはいけません。

手の動きは心の動き

心理学の世界ではよく手に注目しろなどと言われることがあります。なぜなら手はその人の本心がよく現れる場所だからです。

人は表情や言葉遣いに気を使ったとしても中々手の動きにまで気が回りません。

逆に手の動きを意識的に制すれば相手に良い印象を与えることが可能なのです。

ストレスを感じると人間は手の動きが大きくなります。鷹揚に見せたいのならば手の動きを小さく最小限にするとよいでしょう。

手をリラックスさせていると相手に対して敵対心、警戒心がないことをアピールすることができます。

また手を机の上に出していると相手に心を開いているという印象を与えることができます。

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