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今回はモテの話でなく、準備しておきたいお金のコト

*この文章は、今日を彩るボイスメディア「Voicy」にて放送した内容を書き起こしたものです。音声でお聴きいただける方は以下からどうぞ!また、禁断のプレミアム放送回は、Voicyでご購入いただけます。


岸正龍です。今日は『準備しておきたいお金のこと』という内容で、お話ししていきたいと思います。これはvoicyさんの年末企画で、リスナーの皆さんが聞きたいであろうテーマをピックしたその1つです、僕はコンサルティングもやっていたので、そのあたりもふまえてお伝えしていきます。
 

準備しておけば怖くない!お金のこと

さて、皆さん『準備しておきたいお金のこと』と聞いていかがでしょうか。何か準備されているよ、など浮かんできたことがあるかと思います。特に今大切ですよね。今年はとにかくコロナに始まって、コロナに終わったと言っても良いぐらい、コロナに全世界が振り回された1年だったと思います。

僕も振り回されました。眼鏡ブランドの直営店を持っていますので、街に人がいなくなり、5月、6月は店舗を閉めました。8月は僕らの繁盛期でしたが、夏の最大商戦のお盆がステイホームにより街にひとがおらず。そしてまた、年末年始に「自粛してください」ということ。

僕の店は名古屋の大須観音という観音様に行く通り沿いにあるので、年始は初詣でとても賑わいます。生々しい話をすると、店の年間売上で1番高いときが1月の2日、3日です。

でも、来年はどうなるか、街に人が出るのか全くわからない、みたいなことになるので、やっぱりお金のことは準備をしておかなければいけないと、今年1年本当に思いましたね。準備をして良かったなと思うこともありましたので、その辺も含めてお話をしていこうと思います。

 

お金の準備には2種類ある

準備には2種類あると気づいたんですね。一つはリアルに、あとは頭の中での準備です。

リアルな準備

まず、リアルな準備です。これを僕は用意していなくて困ったのですが、皆さんも生きていくためのお金は、3ヶ月分を目安に絶対手元に貯めておいた方が良いです。

何があるかわからないですからね。こういう状況になって、いきなり収入がバーンって途絶えることもあるわけです。1ヶ月でも5ヶ月でもなく、3ヶ月がおすすめです。ここが本当に今年リアルにわかりました。

具体的に言うと預貯金ですね。3ヶ月間生きていけるだけのお金です。あるいは現金でなくても良いです。3ヶ月間生きていけるだけのクレジット借り入れ枠とか。ローンを組める余裕などです。

実際、急に収入が途絶えた最初の1ヶ月は何もできないです。収入が途絶えたということは、何かが起こった状況です。その起こったことに対応することで精一杯ですから、次の準備まではかかれないことがほとんどです。

次に何をするか?転職、職探し、起業するにしろ、動き始めるというところまでに、なんだかんだ1ヶ月弱はかかりますからね。そこから動き始めて1ヶ月として、3ヶ月目の頭に就職が決まったり、あるいは起業したり。

そして最初の仕事の案件で、お金が入って来るのは、早くてもその月末ですから、やはり3ヶ月間は無収入になります。なので、3ヶ月間分のお金、あるいはクレジットの借り入れ枠、そういったものを準備しておいてください。

僕もコロナになって、事業の借り入れに行きました。でも、どこに行っても運転資金の3ヶ月分が目安でした。厳しい言い方をすると、3ヶ月間で立て直せなかったら、もうそのビジネスはダメだよということ。なので、明日の収入が途絶えても、3ヶ月間生きて行けるだけのお金を準備出来るかどうか。貯金があるかどうかをまず調べてください。

頭の中の準備

その上で僕がやっているのが、頭の中での準備です。
頭の中の準備が何かというと、僕がもし何も準備できなかったとして、今すぐにどれぐらいお金を稼ぐことができるか?あるいは、どれぐらい支出をカットすることができるか?をまず考えるということです。

「3ヶ月あったら、僕はどれぐらい稼ぐことができるのだろう」、「どれぐらいのお金をカットすることができるのだろう」、「1年後はどうだろう?」というこの3つで考えています。

すぐできること、お金を生み出すことというと、例えばアルバイトをする、どこか雇ってくれる所で働くなど。あるいは、持ち物でお金になりそうな物をメルカリで売る。カットできるお金はどこがあるだろうか。いますぐに止められるものはあるかを考えます。

次に、3ヶ月間あったら、僕はどれぐらい稼ぐことができるか?を考えます。職を見つけるというのもすぐにはできないですよね。正社員でしっかりした所となると、やはり2ヶ月、3ヶ月は時間がいると思うんです。

同じように、不動産の売却も時間が要りますよね。車、家、土地を売るというのも時間がいると思います。生活費を圧縮するために、引越しも入ってきますね。

その上で、次は1年後を考えます。1年あったら、僕はどんな自分になっていられるだろうか、どこまで自分を変えつつ時代に適応し、どれぐらいのお金を生み出すことができるだろうか。

1年後どうなっているかを考えると、目の前のことも頭の中でシュミレーションできますよね。それを続けながら、冒頭の3ヶ月間の蓄えをもとに、3ヶ月後のなりたい自分に行ける。

1年後に行くところを常にシュミレーションしておくことで、安心感もありますよね。もう本当に何が起きるかわからないですからね。
 

1年後を見据えたおすすめビジネスは?

では、もし僕がお話してきたような状況になった場合、1年後にどんなことを目指してビジネスを組んでいくかというと。ストックビジネスに取り組みます。
 

ビジネスにはフロー型とストック型があります。フロー型は、毎回一回ずつの取引を続けていく形です。コンビニや飲食店のような売り切りのものです。僕の眼鏡屋のような小売りもそうです。ある程度のリピートはあるとしても、取引が一回ずつのものはフロー型です。

ストック型は逆です。継続的にビジネスが続いて行くものです。個別の学習塾とかデイサービス、携帯の料金や、マットのレンタルのようなもの。これらをストックビジネスと呼びます。

フロー型だとやはり怖いですよ。僕が今フロー型のビジネスをやっているからというのもあると思うんですけど、やはり何かを積んでいく、個人でやるのであれば、オンラインサロン、あるいはこのvoicyさんのプレミアム放送のような形や、有料メルマガもありますね。

焼肉屋さんでもサブスクリプション飲み放題とかね。餃子サブスクリプションとか。そういうのも登場するぐらいですから、毎月決まった金額をいただけるということのありがたさは、これからどんどん重要になると思い、今現実に僕は準備を始めています。

実際の3ヶ月生き残れるお金とストックビジネス。
あなたのお金の準備の参考になったら幸いです。



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