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千年鯨の旅日記 いざ鳥取へ


0.前回のあらすじ

 日比谷公園をぶらっと散歩し、小さな画廊でシリアルキラー展を見た私は羽田空港に移動。
 羽田空港の大きさに驚きながらも、ハラミ丼を食べて元気を養う。
 そして人生初の一人で飛行機に乗るという試練を受けるのであった。

1.一人で飛行機に乗る

 今まで飛行機には何度も乗ったことがある。
 修学旅行、家族旅行でだ。
 しかし、今まで自分で航空券を購入して乗るという手続きを取ったことがない。
 このまま死ぬまで自分で飛行機の手配をするという経験をしないまま生きるのはなんだかもったいない。
 そういうわけで鳥取行きを決めたのだった。

 片道1時間15分という飛行機の旅、たったそれだけでも私の心はわくわくに満ちていた。
 なれない保安検査を抜けた先で乗り場に向かう。
 バスで飛行機に向かって乗るという。
 おお、バスで飛行機に乗るなんて人生二度目だ。楽しみとわくわく。

 時間になり、バスに乗って飛行機に乗り込む。
 飛行機の中は空いており、ゆったりとしていた。
 そして飛ぶまでの時間がかかる。
 羽田空港は飛行機がたくさん集まるところなのだろうか。
 なんとなく渋滞があって、そこからようやく離陸できたのだった。

2.鳥取砂丘コナン空港

 鳥取砂丘コナン空港とはその名の通り、名探偵コナンと縁がある空港。
 自分の人生でその空港に行くかどうかなんてわからなかった。
 鳥取なんて一度も訪れることなんてないかもしれない。
 しかし、東京から飛行機で行けるというのを知ってから行こうと思ったのだ。

 まさか自分が鳥取に、そしてコナン空港に訪れるなんて思わなかった。
 だんだんと陸に近づき、広々とした砂漠が姿を現す。
 おお、これが鳥取砂丘かと興奮しながら見る。
 そしておおー、これがコナン空港かと飛行機から降りてバスへと歩いていく。

 本当はコナン空港を見学したいところだったが、バスの時間が迫っていたので断念。
 というのは、空港の渋滞の影響で到着するのが遅れていたのだ。
 最低限、このメインの写真を取れただけで満足だ。
 今度、訪れるときはコナン空港をぶらぶらと楽しみたい。

3.鳥取駅に到着

 飛行機が遅れてしまったが、バスがそれを考慮してくれたのか待っててくれた。ありがとう、バス。
 その後は、鳥取市内へバス。駅に到着し、近くのイオンへと足を運ぶ。
 晩御飯と朝食を調達した後、ホテルに入った。

 途中鳥取駅を通り抜けたが驚いたことがあった。
 それは改札が自動じゃないこと、駅員さんに切符を切ってもらうという昔ながらの方法。
 おう、だから鳥取では交通ICカードが使えないのかと納得。
 なんというか軽くカルチャーならぬ地方ショックを受けた。

 チェックインを済ませた後にシングルの部屋に入る。
 前日が夜行バスの移動だったからなのか、ぐっすりと眠りに入れた。
 翌日が楽しみだなあと思いながら、ゆっくりと眠ったのだった。

4.次回予告

 初の一人で飛行機、一人で鳥取到達を達成した私。
 翌日は念願の鳥取砂丘、そして砂の美術館に訪れる。
 あまりよくない天気の中の旅行はどうなっていくのかは次回のお楽しみに。


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