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2023年ファンも『にわか』と呼ばれるのか〜女性ファンはコバエじゃない〜

風と共に去りぬ

ビビアン・リー主演の不朽の名作が配信停止、というニュースは驚きでした。でもこれが時代の流れ。

『いくら名作でも人種差別の肯定は許されない』

差別撲滅へのアメリカ人の決意が伝わってきました。

所変わってここは日本ですが、、

ラグビーW杯の時『にわか』って言葉使いだした方、とても社会的地位がある方なのかな??未だ使われているのは大人の事情⁈

W杯期間中から、ずっと気持ち悪かったのですが、これの由来はなんでしょうか。

以前wikiで調べたら、アニメファン界で新参者ファンに対する言葉、とあったけど本当かなあ🤔🤔

普通に考えたら『差別用語』です。明らかに『どうせ、お前ら適当に騒いでいるんだろ。ブームが去ったらラグビーの事なんて忘れる奴らなんだろ』というニュアンスですよね🥲

しかも、男性に対してはあまり使いませんよね😡

学校や職場で、女性が『ラグビーにハマって』って一言言おうものなら

『あれ、君、ニワカ?』と薄ら笑いを浮かべる男性の上司、同僚、夫、彼氏、いますよね。結構たくさん。これ、ある種セクハラ、じゃないのかな。

ラグビーの世界、驚くほど男性優位ですよね。女子ラグビーが発展途上、ということもあるけれど、主たる理由は

大学ラグビー部がチヤホヤされすぎ、の歴史

にあると思うんです。

そもそも

大学体育会の部員=普段見かけない。勉強全然していないのに、試験前に突然体育会の制服で現れて、まじめに授業を受けている学生からノートを借りている学生。それなのに、なぜか一般学生に対して高飛車。

これ、かなり控えめに書いてます。学生時代、もっとひどい話はいくらでも聞きました。今はスマホがありますから、もっとひどいな話(あえて書きませんが)が耳に入ります。母校の体育会部員も『不始末』を毎年の様に起こします。

しかも大学体育会にはヒエラルキーがありますよね。その頂点が、有名大学の場合、

アメフト、ラグビー、野球、サッカー

です。特に、プロのないアメフトとラグビーはその分大学選手権が華やかなので、部員も目立ちます。学校の宣伝に大いに使われてますよね。

若い頃、アメフト部をケガでやめた同級生がコンパで愚痴っていました。

『けがをして、もうアメフトできないから部を辞める、と言ったんだ。そしたら彼女が、どうしてもやめないでくれ、というんだ。結局『アメフト部にいる』俺が好きなんだよ。』

彼女の愛については彼の勘違いかもしれないけど😅😅、当時『彼氏はアメフト部、ラグビー部』って、一つのステイタスでした。今はどうなのかな?

有名大学ラグビー部の部員からしたら、女とは

『誘ったらいくらでも寄ってくる』

うるさいコバエみたいなもの、かもしれません。

とにかく、キャーキャー騒いでいるばかり、自分達の打ち込む競技自体には全く関心がなくて、単にそのマッチョもしくはスリムなビジュアルだけに注目してる馬鹿な輩

これが『女性ファンのイメージ』だったと思うんです。そして、若い頃ラグビー部員だった男性、部員にキャーキャーいう女子達を横目で見ていたその他の男性がオッサンとなっていた2019年、今回W杯で盛り上がる女性達に、かつての記憶が蘇った、、のかな。

所詮、この『ラグビーファン』を自称する女達も、あの頃のコバエだよね

みたいな。

この言葉を肯定する方もいます。その姿勢を全て否定する気はないけれど、一つお願いはしたいんです。

2023年フランスW杯で、新たにラグビーファンになった方を『ニワカ』と呼ぶのは辞めませんか

同時に、『ニワカ卒業』というワードも辞めませんか。誰も『ニワカ』じゃない。

『ファン』でいいでしょ。なにかラグビー界にとって都合の悪いことあるのかな?何もないと思うけど。

日本ラグビー界の歴史の中で、

『どこでラグビーファンになったか』で人を区別するのはやはり差別だと思うんです。だって、

『いつ、ファンになったか』

という事実は自分ではコントロールできません。これは

『先祖がいつアメリカ大陸にやってきたか』と思考の根本は同じじゃないかな。

『どの程度ファンになるか』

これはコントロールできます。価値観の問題ですから。だから、

コアファン、ライトファン

という区分けは問題ありません。優劣の問題ではないから。

理屈っぽい事言わないでよ、という反論はお断りします、とりあえず。

『黙ってやり過ごせ、笑って聞き流せ。』

日本の女性はずっと社会からこの姿勢を強要されてきたけれど、今の時代

嫌なものはイヤ

と、とりあえず言わなきゃ、と思って。

SNS上には、W杯2019からファンになって、今も変わらぬ愛でラグビー選手、チームを応援する女性ファンの方がたくさんいます。彼女達の思いを踏みにじって欲しくないんです。選手、チームを今も思いやる心にラグビー関係者の皆様思いを寄せてください🙇‍♀️🙇‍♀️

よく考えてください。

この方々『ニワカ』じゃないですよ。

ラグビーの試合がまるで行われない期間を経ても、今も対面でのファンサービスが一切なくても、ずっと変わらぬ声援を送っているのですから。

『無償の愛』とまではいかなくても、ラグビー関係者の方々、この声援を当然のものと受け取らないでほしい、そう思います💐

2023年、新たなファンを獲得したら『ようこそ、あなたもラグビーファン、ラグビーファミリーですね🌟🌟』と歓迎して受け入れる、そんな寛容なラグビー界であって欲しい、

と思います💐💐

あとは、とにかく、大学体育会をもっと節度あるシステムにすること、ですよね。『ラグビーを止めるな2020』の企画で無事大学が決まった方、襟を正して勉学にも励んでください🙇‍♀️🙇‍♀️

大学は『学問』を修めるところ、ここを絶対忘れないでね❗️















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