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内省強め同士で話してたんだね、私たち。

今年もあと少し。
今年の忘年会は、終日休業にしてみんなで研修することにした。
子育て中の社員も多くて、ランチ会食で忘年会にしようと決めた。
社員みんなでストレスファインダーを受診して、自分について知るワークをやるのだ。

昨晩は、久しぶりに少しだけ事務仕事を片付けるために、事務所で残っていた。ポツリポツリと仕事を終えた社員が家路につく中、残業している彼女。
たまーにしかやらない、新卒採用を実施した年に入った四年目の社員だった。

実は最終選考の時に、唯一私が推したのが彼女だ。他の採用担当者はみな、もう1人の子を推していた。結局、2人とも採用することになり、私が彼女の指導担当となった。

余談だが、新卒採用は面白い。
金太郎飴のみたいだ。見事にみんな会社の理念とか、事業内容に対しておんなじこというから、なぜそうなるのかを考えていた。そんな記憶しかない。誰がいいか?と言われても、誰がなにを言ったかの違いなんてないから、みんなは何を基準に選考しているのか、本当にわからなかった。

で、彼女の場合は、顔採用。

こんなこと言ったらセクハラだと言われるね。
入社後、しばらくしてから本人にもそう伝えたら、少し嬉しそうだったから、まぁいいか。それに本当にキャビンアテンダントさんみたいな上品な容姿の娘さんだったんだもの。話を聞いても箱入り娘って感じの人。

でも、その見た目とは裏腹に、超インドアのゲームオタク。食糧さえあれば、週末は一歩も外に出ないことが至福のときだと話す人だ。
そのギャップに笑えた。

そんな彼女とは、だらだらと話をして日付が変わることがこれまでもあった。
ひとまわりも歳の離れた彼女だけど、いろんな話をする。実務を離れた私は、ここしばらく彼女とじっくり話す機会がなかった。そして昨日だ。


なんだっけかな、いろんな話をした。

近況とか、なんで残業してんのとか。
業務効率の改善のためにやってることの話。
最近読んでる本と映画の話。
本を読むことによって得られることについて。
本は紙がいいか電子がいいか。
上司にはなぜ話しかけにくいのか。
私もそうなのか?
資質の違いによる思考の違いや捉え方の違い。
言葉の定義の認識の違いによる行動のズレをどうやってすり合わせるか。

とか。

研修用に受診したストレングスファインダーの結果を眺めていたら、社内には内省が強みの人が3人いた。3人とも議論しだすと止まらなくなる。今日はそのうちの2人だった。私と四年目の彼女。
なるほどなーって、ちょっとスッキリしたのだった。

結局、日付が変わったから、帰って寝ようってことになり家路に着いた。
でもこれからは気兼ねなく長話ができそうだ。
ちょっと嬉しい発見だった。

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