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広報部報道担当【自分(の仕事)史㊱の裏ばなし】(ほぼひとりごと(2020年9月7日(月)))

(写真は、以前にも登場したダイナミックループマークが刻印されたマンホールです)

#広報部 #マンホール #ダイナミックループ


電電公社時代の社章は、東京メトロになる前の帝都高速度交通営団のマークに似ていました。電信(Telegraph)と電話(Telephone)の頭文字、Tをデザインしたものだと研修で教えてもらった記憶があります。


ちなみに、営団地下鉄の方は、Subwayのほか、Safety、Security、Speedの4Sをデザインしたとマークだと、Wikipediaには出ています。よくよく見るとずいぶん違いますが、ぱっと見にはよく似たマークでした。


民営化後の正式な社名、日本電信電話株式会社をNTTと呼び、ダイナミックループというマークを前面に出した、CI(コーポレートアイデンティティ)活動を積極的に展開した主体が広報部でした。


若手スタッフも多く、元気いっぱいの組織だった広報部の中心は、宣伝担当や、CI担当でした。新聞記者などマスコミの相手をする報道担当は、明るい話題だけではありませんでした。


故障や事故などが発生し、各マスコミの社会部からの取材を受けることもありました。民営化の直前に、東京の世田谷電話局でのケーブル火災で長期間電話が不通になったので余計厳しかったと思います。


おこぼれで、楽しいイベントに参加することもありましたが、厳しい記事が出ると、冷や汗でびっしょりになりました。宣伝費を武器に、記事を抑えるという声もありましたが、ファクト第一で臨みました。


当時の社長のモットーがファクトイズファクト、厳しい人でしたが、報道担当としてはありがたかった記憶があります。マスコミのみなさんに誠心誠意対応しました。良い経験だったと感謝しています。

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