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千鳥ヶ淵(ほぼひとりごと(2020年9月25日(金)))

(写真は、千鳥ヶ淵の公園から、お堀の上を通っている首都高を撮ったものです)

#千鳥ヶ淵 #首都高 #江戸城


60年近く前に日本橋の上に建設された首都高を撤去してしまうという壮大なプランを聞いた時には、まさかと思いましたが、その後、検討が進んでいるようで、しばらくすると、夢が現実のことになりそうです。


千鳥ヶ淵や赤坂では、首都高がお堀の上に建設され、トンネルを抜けると江戸城の中を走っているような感じです。景観的には問題があると思いますが、クルマで走って楽しめるのは良い景色です。


当時、首都高の建設が何より優先され、大規模な立ち退きが必要なく、建設しやすい場所として、江戸城のお堀や、汐留から銀座、呉服橋間のように、都心を流れる川の上や、川を埋めた跡に建設されました。


元の地形やお堀、川のままに建設されたので、S字カーブが続いたり、合流地点で4車線分横移動しないと、目的地に行けなかったりと、サーキットのように首都高を走りたくなるようなルートになっています。


千鳥ヶ淵は、赤坂見附の弁慶堀と同様、ボートの上から、首都高を眺めることが出来ます。春には、満開の桜に囲まれた首都高を気持ちよく走り抜けるクルマを眺めるのは、ここでしか味わえない醍醐味だと言えます。


赤坂プリンスホテルの脇、永田町でトンネルに入った首都高4号線は、霞が関方面と分岐し、環状線と合流した後、トンネルを抜けて、千鳥ヶ淵に出てお堀の上を走って、竹橋に向かうトンネルに入ります。


桜の咲いている時期は、トンネルを出た途端、千鳥ヶ淵の桜が目の前に現れます。こんな場所に首都高を作る必要があったのかなと疑問にも思いますが、来年の春を待って、また、走りたいと思います。


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