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《長編小説》Angel Doll

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「超水道」加入以前に書いた作品をお蔵出し。冬の一週間を舞台に描かれる、人と人形のお話。全10話。 ◆文:蜂八 憲 ◆絵・音楽:真島こころ http://flower-praye… もっと読む
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2014年10月の記事一覧

noteで長編小説連載はじめます

noteで長編小説連載はじめます

どうもこんばんは、蜂八です!`( ´8`)´

長らくお待たせしておりました……
超水道最新作『ghostpia』、めでたく公開となりました!

そうそう、僕もちゃんと参加してるんですよghostpia。
ほら、こんなふうに。

すごい! 自分でも何をしたか分からなくてすごい!!

「僕って何かすごいことしましたっけ」と
 ghostpiaシナリオ担当のミタさんに訊いたら
「これからすごいことに

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『Angell Doll』まえがき──「それ、持って行ってみなよ」

『Angell Doll』まえがき──「それ、持って行ってみなよ」

こんばんは、蜂八憲です!`( ´8`)´

ではでは、改めまして。
10/11(土)からnoteで長編小説『Angel Doll』の連載を始めます。
どうぞ宜しくお願い致します!ヽ(=´▽`=)ノ

さてさて、前回の記事では
note連載の概要についてお話ししましたが、
本日は作品のちょっとしたエピソードについて。

Angel Doll ──Story──

「エンジェルドール」と呼ばれるヒュ

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act1 : Sun. Dec. 17th

act1 : Sun. Dec. 17th

「ついに、彼女ができたんだ!」

鈴木からそんなメールが送られてきたのは、昼のことだった。
誇らしげな一文で始まった文面は、
ひとしきり「彼女」についての惚気を並べ立てた後に、
こう締めくくられていた。

「家に来てくれよ! 俺の誕生日祝いも兼ねてさ」

鈴木は、俺の幼い頃からの友人だ。
古くは幼稚園から、そして大学に至る現在まで……。
幸か不幸か、俺たちは一緒の学校に通ってきた。
いわゆる、腐れ

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act2 : Mon. Dec. 18th

act2 : Mon. Dec. 18th

◀第1話 act1 : Sun. Dec. 17thから読む

翌朝、俺はマンションの裏手にあるゴミ集積エリアへと向かっていた。
月曜日──燃えるゴミの日。
ここ二週間ほどゴミを出しそびれていたために、
膨れ上がったポリ袋を両手に提げる羽目になってしまった。

朝方の空気は冷やかで、ぴんと張り詰めている。
息を吐くと、白いもやが大きく広がった。
手早く済ませて、暖房をきかせた部屋に戻ってしまいたか

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act3 : Tue. Dec. 19th

act3 : Tue. Dec. 19th

◀第1話 act1 : Sun. Dec. 17th から読む

窓から差し込んでくる陽の光が眩しくて、目を開けた。
重いまぶたをこすりつつ、ベッドから起き上がる。
ぼんやりとした頭を抱えて、傍らのデジタル時計に目をやった。

PM 5 : 18

「……はっ?」

──PM、だって?
霞がかった思考が、さっと晴れていくような心地がした。
今は「午後」五時すぎ。
てっきり朝だと思い込んでいたぶん、

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