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9/5 仙台CS使用 赤白黒ドラグナー

あくまで個人の見解ですので、「○○さんとは言ってることが違うじゃないか!」と言われても対応しかねます。ご了承ください。

こんにちは。相変わらずジョラゴンは好きになれません。もんまそです。

今回は9/5に行われた仙台CSでFP(@FP19961224)と一緒にリストを考え、使用し4位だった"赤白黒ドラグナー"についてです。



時は遡ること8/22 クロニクルデッキの発売。どちらのデッキも環境に大きな影響を与えることとなります。ドラグナーの方はそれまで全く息をしていなかった全く新しいアーキタイプ"赤白黒ドラグナー"、超次元の方も下火になりつつあった"マーシャルループ"が<超次元 ジェイシーエイ ホール>を獲得し、ループルートが増加しました。

ドラグナーの方は<終わりの天魔龍 ファイナルジエンド>による理不尽な展開を駆使するアグロでありつつも中盤も粘り強く戦える、さらに最低限の受けもある。と言った素晴らしいデッキであるといえます。

8/23日のCSでは当然のように"赤白黒ドラグナー"が猛威を振るい、結果を残していました。僕自身はそこまでのデッキではないとこの段階では判断していましたが、物は試しで触ってみることに。


初めて回した時の正直な感想を述べます。

「思ったよりも弱いわ、このデッキ」


Twitterで回ってくる既存のリストや、動画配信者が使用しているリストから触り始めたのですが、

見えた動きは強い部分だけ、思ったよりも抱えているデメリットが目立つことが個人的にネックで、全く新しいタイプを1から考え始めることにしました。







第一章〜<龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン>,<イーヴィル・フォース>による展開力〜

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クロニクルが発売される前からチヤホヤはされていて、クロニクルがいざ発売されたと同時に一気に価格が高騰

いかにも"固定枠""4枚必須"というイメージがありますね。

しかしこのカード<爆龍覇 リンクウッド>からの不確定サーチ、もしくは自引きでしか使用するシーンが訪れず、あまりにもピーキーなカードに見えました。

また、複数ドラグナーを展開することは魅力ですが、その行為自体も過剰なんじゃないか、という判断もしました。

一旦全部抜いてみることにしました。


次はこいつ

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こいつも同様に高騰、下での使用がメインですが、上もドラゴンであることから<バトライ閣>との相性も悪くなく、非常に噛み合ったカードです。

しかし、出せる文明は<ヘブンズフォース>とは違い指定色、基本的に出せるカードは<龍覇 グレンアイラ><爆龍覇 ヒビキ>の2種類だけです。

SAになるのは魅力ですが 終了時破壊効果によって基本的に装備するのは<バトライ刃> 、スカった時点でただのターン終わりに死ぬ<解体屋ピーカプ> ましてやハンド-1、リスクリターンがはっきり分かるカードだと判断しました。

これも一旦抜いてみることにします。









第二章〜圧倒的出力不足〜


"連ドラグナー"というデッキ名の通り、<バトライ刃><バトライ閣>を使用し、圧倒的なボードで勝ちきるこのデッキ、既存のリストでは明確に当たりと呼べるカードは<最終龍覇 グレンモルト>のみと言っても過言ではありません。つまりそれ以外のドラグナーは相手からしてもあまり恐怖ではない。というのが本音でしょうか。

たしかに<ファイナルジエンド>の軽減効果は魅力的ですが、大抵の場合は2種類のフォースを使用しているため、ハンドが細く、流れの中で<龍覇 ラブエース>が出た時のハンド増幅でしか次のターンに選択肢が生まれません。

しかし、俗に言う大型のドラゴンを採用することでボードでの展開力で押し切ることが可能であると考え、大型ドラゴンの模索が始まります。

そして、見つかったのがこの方たち。もうすでにたどり着いている方も多いと思いますが、とりあえず載せておきます。






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各々については後述する「各カード解説」の部分で記します。

これらのカードによって、出力不足は解決され、「脳死バトライ」によるキルが圧倒的に増え、「攻撃を防ぐことはできたけどボードを捌き切れない、、、」みたいな理不尽を押し付けることは可能となりました。

しかし、新たな問題に直面します、、、、、










第三章〜黒との別れ〜


第一章の段階で薄々気づいている方もいるかもしれませんが<龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン><イーヴィルフォース>が抜けてしまうと「黒」の枚数が減少することは自明です。また、<爆龍覇 ヒビキ><龍覇 ラブエース>が装備したいウェポンはほとんど「赤」で完結していることも尚更「黒」を抜くための理由となりました。

元々採用されていた<龍覇 グレンアイラ>も僕自身の評価としては「フォースが引けない時の繋ぎ」「これ以上の色、効果のカードがないため必然的に採用枠になってくる」といった「特筆このカードでなくてはいけない理由」を見つけることはできませんでした。

しかし最初から「黒」を捨てる判断をしたのではなく候補カードを採用し、スパーを行った上での判断でした。

最終的に最も評価された「黒」のカードは<ウソと盗みのエンターテイナー>でした。赤のヒューマノイドであるため<バトライ閣>の捲り要員になれたり、雑に出してある程度仕事をするカードでした。

しかし、このアーキタイプで4コストタイミングでやりたいことは当然「ドラグナーを出す」ことであり、こういった言い方は悪いかもしれませんが、<ウソと盗みのエンターテイナー>は「4コストで出すに値せず、早期の脳死バトライで出てきた時に強いカード」という評価にならざるを得ず、やはりこのカードも「黒」を採用するという理由にはなり得ないカードとなります。

この段階で僕たちのリストはタイトル詐欺になりますが

「赤白t黒ドラグナー」

となります。











第四章〜初動の偉大さ〜

三章までの段階で赤白に比重を置き、黒のカードとして<最終龍覇グレンモルト>のみを採用する形としました。

しかし、三章で述べた段階で<龍覇 グレンアイラ><イーヴィルフォース>が抜け、明確な初動といえるカードが<ヘブンズフォース>"のみ"となります。

わかりやすい例えで言うと、初動が<フェアリーライフ>のみ、<ウマキン⭐︎プロジェクト>が8枚採用された"アナカラーデッドダムドになったわけです。

つまり圧倒的初動不足、2コストの<ヘブンズフォース>が引けなくても最低限、3コストでのアクションを起こせるカードを模索し始めます。

1番最初に閃いたのは<超次元 キルホール><超次元サプライズホール>でした。

昨今のサイキッククリーチャーのインフレにより露骨に評価が高くなった3コスホール。

序盤の相手のメタ枠を<その先の未来へ、カミヤ ミキ ユア ナルハ>でしばくことが主な役割ですが、他のサイキッククリーチャーで小回りを利かせることもできます。

しかもこのカード

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「赤」の「ヒューマノイド」つまり、<バトライ閣>の捲り要員にもなれるのです。神か?と思い慌ててリストを作ろうとFPに連絡。

しかし彼は至って冷静でした。

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こいつらドラグハートと同じゾーンでゲーム開始するじゃん!!!!!ただでさえドラグハート8枠決めるのすらむずいのに!!!!!!!!!


没。次の候補カードを探します。

<爆扇動 バラン>も3コスト枠としては<キルホール>等と同じ「メタカードをしばく」役割を担い、しかも「ヒューマノイド」悪くはないカードだと思いました。



最終的に採用に至った奴はこいつ。

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<龍世界 〜龍の降臨する地〜>です。

メインデッキのほぼ半分が「ドラゴン」であることから、そこそこなヒット率を披露し、「脳死バトライ」によってめくれてもまぁまぁ相手にはプレッシャーをかけることができます。

また、ターン開始時に「ドラゴン」を出せることは<バトライ閣>の龍解を大きく手助けする行為であり、同時にプレイの幅が広がります。

手札が潤った時しか取りづらいアクションではありますが、<ヘブンズフォース>→<龍覇 ラブエース>から<龍世界〜龍の降臨する地>を展開すると僅か5コストで<爆熱天守 バトライ閣>を<爆熱DX バトライ武神>へと龍解することが可能になります。

3コストの初動と見ても強く、さらに中盤にも僅かではありますがゲームに干渉できるこのカードはいわゆるこのデッキの「スーパーカード枠」になるのではないでしょうか。

僕の中で抱えていた"赤白黒ドラグナー"に対する悪い点は全て払拭できたので、後はリストを作り上げるのみとなりました。














第五章〜リストと各カード解説〜


四章までで僕の言いたいことは全て話切りました。

紆余曲折あって完成したリストはこちらになります。

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◎各カード解説


メインデッキ

・<ヘブンズ・フォース>×4

9月の殿堂有力候補カード。 <爆龍覇 ヒビキ>が2ターン目に刃を持って突っ込んでくるのも恐怖だし、<龍覇 ラブエース>が「クリスタバーナイン」してくるのも恐怖。<龍覇 グレンアイラ>を採用していないため、多少出せるカードの枚数に不安がありますが、それでも最大値のリターンの方が大きいと判断したため最大枚数採用しています。

・<龍世界〜龍の降臨する地〜>×4

言いたいことは第四章で全て語りました。補足するとすれば"ジョラゴン"の<ジョラゴンオーバーロード>枠です。僕は初動を絶対に8枚以上取りたい人間なので4枚採用しています。

・<爆龍覇 ヒビキ>×4

そもそも"赤黒白ドラグナー"というアーキタイプを環境入りさせた諸悪の根源➀。特に語ることはありません。

・<龍覇 ラブエース>×4

"赤白黒ドラグナー"の諸悪の根源➁。こちらも同様特に語ることはありません。

・<最終龍覇 ロージア>×4

受けであり攻め手でありとなんでもあり。ドラゴンであることも強いし"マジボンバー",<バトライ>との相性も良いため僕は最大枚数取っています。ただ、個人的には3枚までは減らせるかな。っても思ってたりします。

・<ドラゴンズ・サイン>×4

基本的な役割は<最終龍覇 ロージア>と同じ。攻めにも使えるし受けにも使える。<雷龍 ヴァリヴァリウス>との噛み合いが絶妙であることも評価できるポイント。暫定減らす理由はないので最大枚数採用しています。

・<爆龍皇 ダイナボルト>×4

<龍世界>や<バトライ>で捲れた時に1番強いカード。理不尽なボード押し付けによって一気にテンポを取ります。<ドラゴンズ・サイン>との噛み合いもあるため減らす理由は見当たりません。

・<最終龍覇 グレンモルト>×4

前述した通り、t黒になっても採用する価値があるくらいには強いカード。<閃光の守護者 ホーリー>をはじめとする数種類のトリガーを<熱血星龍 ガイギンガ>が否定し、しかもそれを2点→こいつのパワードブレイカーで3点を自身の除去耐性を含めて通し切るため、非常にフィニッシュ能力に長けています。また、ターン開始時にもウェポンを装備できるため、相手視点こいつ自身をボードに残しておくことは危険であり、除去の意識を持たせることができたりと大振りでありながらたくさんの役割があるカードです。

・<神聖龍 エモーショナル・ハードコア>×2

このデッキの数少ない自由枠。と言っても他の候補は僕の中で暫定<煌龍 サッヴァーク>のみ。意識されづらいこのカードは非常に強力であり、相手に致死に近いダメージを与えられるのは魅力です。また、この日は<零龍>のデッキが増えると予想し採用することにしました。正直3枚取りたいけど、他のカードほど優先度は高くないので最低限の2枚にしています。

・<雷龍 ヴァリヴァリウス>×3

僕がこの記事の読者なら、ここまで読み進めてきて「どうしてこいつが3枚なの?」ってなってます。軽減効果が不確定要素なことから、基本的には<龍世界><バトライ>で出すことしか期待できないけど超パワーカードなのでプレイしたい願望を込めての3枚。盾追加の効果が<バトライ><龍の降臨する地>の効果と絶妙な噛み合いを見せるのも覚えておいて損はないプレイングだと思っています。とか綺麗ごと言ってますが他に採用したいカードが浮かぶようであれば、正直0枚まであるカードだと思ってます。

・<光神龍 スペル・デル・フィン>×3

呪文をメインに置いているデッキはこれが捲れるだけでドボン。メインに置いてないデッキでも少なからず動きを邪魔してくれます。絶対に素出しできないカードであることから4枚採用の価値は低く感じるものの、捲って出さなきゃいけないカードであることから2枚以下はなしであるとも感じてます。

<正義の煌き オーリリア>を採用しているリストも見ましたが、正直なところ僕個人の評価は"ウソと盗みのエンターテイナー"と同じかそれ以下であり、捲れてもバトルゾーンにすら出ないと考えるとかなり渋いカードなのかなと言った印象を抱かざるを得ません。そのような点も踏まえて<スペルデルフィン>を採用しています。

超次元ゾーン

・<爆熱剣 バトライ刃>×3

2枚は確定。3枚目は好みが分かれると思っています。僕自身はゲームの中で3枚目が欲しいと思うことがあったので3枚採用しています。「攻撃されない」という隠されし能力があるため脳死で龍解しないように注意しましょう。

・<始まりの龍装具 ビギニング・スタート>×1

ほとんどのリストは2枚。ただそれは<龍覇龍デッドマン=ザ=オリジン><龍覇 グレンアイラ>に付ける前提の2枚目であり、正直2軽減有れば十分かな。と言った印象です。<バトライ刃>の3枚目が欲しい場面は何度かあったけど、このカードの2枚目が欲しいと思う場面には今のところ遭遇していません。

・<銀河大剣 ガイハート>×1

圧倒的なフィニッシュ能力と、場持ちの良さが異常。付けられるカードが限られていることから、2枚目の採用は無いと思います。ちなみに僕は赤シク派。

・<将龍剣 ガイアール>×1

<ドラゴンズ・サイン>や<最終龍覇 ロージア>を受けとして考えるシーンもあることから採用しています。<最終龍覇 グレンモルト>が殴った際に龍解すること忘れないでおきましょう。

・<熱血爪 メリケン・バルク>×1

正直かなり怪しい枠です。主な対象は<奇石 ミクセル><全能ゼンノー>ですがあまり期待はできません。龍解条件が比較的簡単で、<奇天烈 シャッフ>などで複数面殴り手が止まってしまった時に無理やり<バトライ閣>の効果を使いにいったりします。<革命槍 ジャンヌ・ミゼル>との選択になりそうです。


採用を見送ったカードたち

・<時の法皇 ミラダンテⅫ>

強いシーンではとことん強く、このデッキは革命チェンジのドラゴンを多数、さらに<ドラゴンズ・サイン>を採用していることから、このカードを採用するのは全然ありだと思います。しかし、素引きで手札に持ってくるしかないので、「いや今このタイミングで欲しいのに持ってねぇよ!」って言うことが多いことと、<バトライ>から捲れてもあまり旨味がないことから今回は採用を見送りました。

・<ボルメテウス・サファイア・ドラゴン>

・<勝利宣言 鬼丸「覇」>

捲れた時に強いドラゴン2大巨頭。どちらもどの対面に対してもゲームを決定づける力を持っていると思います。その一面がありながらも、どの対面に対してもゲームを決定づけることができない可能性も持っています。(GJに負けてしまう、特定のデッキは墓地を活かすことがあることから) そのような点を踏まえて今回は特定の対面に対してはゲームを決定づけることができる<スペルデルフィン>の方が勝っていると判断し、採用を見送りました。

・<永遠のリュウセイ・カイザー>

正直、なんで採用されているのか分かりません…… 捲れて強いカードとも言い難く、素出しもできないことカードは正直採用にはこの先も至らないかな。と思っています。

・<紅に染まりし者 王牙/クリムゾン・ビクトリー>

僕視点ではこれも永遠と一緒。そもそも勝てるかどうかわからないGJなのも意味わからないし、下が強いかって言われたらそうでもなさげ。素出しできない+不確定要素が発生する。と言われればあまり強くないことは分かっていただけると思います。

・<爆熱王剣 バトガイ刃斗>

目に見えて強い点は「龍解が余りにも簡単であり、龍解後が攻めにも使えて且つ擬似<全能ゼンノー>の役割をすること」です。ただ、デメリットとしては<最終龍覇 グレンモルト>に"しか"つけれないこと。僕の中での印象は「誰もが付けれるわけではない<バトライ刃>です。」おそらく入れ替えるので有れば<無敵剣 プロトハート>になると思いますが、僕はそこまでして入れたいカードではないと考えています。



こんなところですかね。(ほかに○○は?等の連絡があれば追記していきたいと考えています。)

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戦績は以上の通りで負けてしまった3決も相手側のデッキに2枚しか採用されていない<洗脳センノー>をしっかり3ターン目までにキャストされてしまったので、仕方ないかなぁと言うのが本音です。


誰かが今後この構築を参考にしてくれたり、勝ってくれたりしたらとても嬉しいですね😊


図々しいかもしれませんが、この記事に少しでも興味を持ってくださった方がいるかもしれませんので、「投げ銭形式」を使用してみようと思います。どのくらいの投げ銭率なのかと、今後の記事執筆の励みとなるためです。よろしくお願いします🤲

タダで投げ銭だけしてもらうというのは申し訳なく思えたので、僕が8/29の「シーガル泉CS」で使用した"4Cダッチー"のリストと少しの解説を交えておきます。

何かありましたら僕(@8Monma)のTwitterまでお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうございました!



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