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他人と比較する恐ろしい副作用

今日もお疲れさまです。

今回は他人と比較することによって、どんな副作用があるのか自戒をこめてパレオな男のブログに書かれていた研究を紹介します

バージニア工科大学の研究でIQが120を超えるとても頭の良い人たちを5人ずつのグループに分けました。

その後、「このグループの中であなたは下位にいますよ」とIQテストの成績を伝えた人は,その後のIQテストのポイントがなんと15ポイントから20ポイントも下がってしまったそうです。

今回の研究ではIQの高さが順序を決めましたが、「周囲の人が何を言うか」や「周囲の人の地位」などでも同じ現象が起きるだろうと研究チームは推測してます。

この研究を知って

IQが下がる→判断能力が落ちる→衝動的な行動を取る→失敗してストレスがかかる→さらにIQが下がる

という負のループになるのではないかと思いました。

さらに言うと、ストレスがかかると不安が増えて、不安が増えるとスマホに手を伸ばす回数が増えて、SNSを見てまた他人と比較します。そしてSNSでストレスを受けると、さらにSNSを使い続けてしまうということも分かっています。

こわいですね。

個人的な体験になるんですが、スポーツでも「格上」の相手に勝つことってすごく難しいです。

たとえ実力がほとんど変わらなかったとしても「強豪」とか以前試合して負けた経験があると、おそらく無意識に立場が下だと考えてしまって、本来の実力を発揮できなくなるんだと思います。

でも「他人との比較」ってもともと人間にデフォルトで備わっている機能だそうで、脳の手術でもしない限りなくならないと思います。

特に日本人は、周囲との調和を大事にするように教育されているので、他人の言動や立場を気にしないことは相当難しいんじゃないかと思います。

しかも隣の芝生は青く見えるようにもできているので、それらのバイアス(人間に備わっているバグ)から逃れることも難しいと思います。

自分なりの有効な解決策は瞑想を根気よくやっていくぐらいしかまだ見つかっていないですが、他人と比較するとIQがとても下がるので気をつけたいという話でした。



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