大島拓也/元大学職員/学校ブランディング・広報コンサルタント、学生募集戦略プロデューサー

8dori Branding代表 / (一財)ブランド・マネージャー認定協会スタンダー…

大島拓也/元大学職員/学校ブランディング・広報コンサルタント、学生募集戦略プロデューサー

8dori Branding代表 / (一財)ブランド・マネージャー認定協会スタンダードトレーナー/(一社)ウェブ解析士協会 上級SNSマネージャー/広告代理店→私立大学 入試広報、戦略企画・IR推進、ブランディング推進→独立。https://www.8dori.biz/

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元 大学入試広報職員→独立・フリーランスの学校ブランディングコンサルタント。5つの特徴。

僕は大学をクライアントとする広告代理店に勤めたあと、私立大学に転職し、22年の間、広告宣伝・広報・PR・戦略企画・ブランディングと隣接領域の仕事をしてきました。 「大学バブル」と呼ばれる時代も過ぎ、中小規模の大学や女子大の学生確保が激化する中、男女共学、学部増設、校名変更、キャンパス移転など数々の組織改革広報を全て担当したほか、ランキングや規模・知名度に左右されない広報活動を行なってきた結果、2学部2学科しかなかった学校が4学部11学科まで発展しました。 同時に2010年

    • 高校生から選ばれるための学校ブランディング 〜 誰のための学校か? 前編 〜

      あなたの学校はどんな人のために存在しているのでしょうか? この問いに学校全体で向き合っているところはどのくらいあるでしょうか? 多くのニーズや多くの課題で疲弊している学校現場。こんな時代だからこそ、自分たちの学校の存在意義を組織全体で共有することが必要ではないでしょうか? それは経営陣や管理部門だけで決定したことを組織内に伝達する方法ではなく、皆が納得する努力を続ける共有の方法。 とても大変なことではありますが、その先にはきっと次世代の高校生たちの心に響くメッセージが届

      • 高校生から選ばれるために

        誰のための学校か?2022年度の時点で、18歳人口は全国に110万人以上。その中で大学へ進学する高校生等は60万人以上となっています。 規模別、エリア別、学問系統別・・・。大学業界の方々ならば、こうした細かい区分けでの数字も多くの方が理解されていると思います。 対する大学の数は全国で約800校。入学定員充足率は約100%です。 これらの数字をもとに、学生募集戦略を考えることは大学経営にとって、とても重要であることは言うまでもありません。 でも、数字だけを見続けていると

        • 自分らしく輝き歩んでいる、僕の身近な人をご紹介します。【Vol.01】

          将来の進路に悩んでいる。 先行きがわからない世の中で、何となく時を過ごしてしまう。 そんな毎日を送っている高校生の方へ。 いつか自分と向き合う時が来たとき、この記事を思い起こしてくれたら嬉しいです。 8dori Brandingの大島です。僕が少しだけ動き始めたことで気づいたこと。それは、身近なところにたくさんの素敵な人がいること。出会いがあると、僕も刺激を受け、もっと動きたくなっていきます。そんな、僕自身が影響を受けた身近で、素敵な人たちをご紹介させていただきます。

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        • 学校ブランディングについてご紹介しています
          3本
        • 【2023年4月始動】ブランドコンサルタントとしての道
          3本
        • 元 私立大学の入試広報職員が高校生へ届けたいブログ
          1本
        • 【50代からの挑戦】広告営業・大学広報マンができることは何か
          26本

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          【屋号への想い】8dori Branding/ハチドリ・ブランディング

          ハチドリとの出会い2021年の秋、僕は一歩を踏み出したくてソーシャル・イノベーション・スクール「CR-SIS(クリエイティブ・レスポンス・ソーシャル・イノベーション・スクール)」へ通いはじめた。 社会課題に知見のあるNPO /NGOの方やビジネスの知見に豊かな方を講師に招き、社会課題の解決に実現可能なビジネスプランを真剣に考える半年間のプログラム。 教育機関の広報マンとして、社会課題に立ち向かう教員の志のもと、それを学び、刺激を受け巣立っていった多くの学生を目の当たりにし

          【50歳からの挑戦】大学事務職員からブランドコンサルタントとして独立。

          首都圏の私立大学をクライアントとする広告代理店で大学業界を知る 1994年に大学を卒業後、協同広告グループの大学をクライントとする広告代理店に入社。6年間、営業として大学を訪問していました。 4名しかいない小さな会社なのに、主力商品がイベントという事業内容のため、それはてんてこ舞いの毎日でした。 営業、倉庫作業、地方メディアとの打ち合わせ、全国高校営業など、出張も多く、とんでもなく忙しい日々。 でも、20代をこの会社で過ごしたおかげで、広告代理業を短い期間で学べたし、

          【50歳からの挑戦】大学事務職員からブランドコンサルタントとして独立。

          もがき続けながら駆け抜けた1年をひとり振りかえる。

          今年の1月から人生で初めて日記を書いた。 もがきながら、悩みながら。それでも何とか駆け抜けた。 たくさんの人に出会ったお陰。 人生51年間で、印象深い年になったこの年を日記を読みながら振りかえる。 1月 たどり着きたい星。進む覚悟を決める。 去年の秋、僕の心に湧いてきた「たどり着きたい星」。 僕自身を問いかける場所。僕自身の存在意義。 僕が僕であり続けるための星。僕の生き方。 それを証明する星。 明らかに不可能なこと。あり得ないこと。無謀すぎること。 でも諦めたくない場所

          新たな街、新たな生活、新たな道へ。

          水と緑と空気を求めて。 新しい街へ来た。 都心から電車で10分ちょっとの街。 たったの10分でこんなにも違うのかと思う。 川や緑、そして空気を求めて探したところ。 雑多な都心の方が懐かしい。 とにかく静かだ。 夜も早い。 なんとなくさみしくなってくる。 まだ慣れない。 気持ちも盛り上がってこない。 今は正直そんな感じだ。 何かが変わってしまう予感。 去年から新たな道を目指して進んできた。 まだスタートラインにも立っていない。 もっともっと気持ちを

          ブランディングの勉強で見えてきた良さ。ありがとう池袋の街。

          知っているようで知らない街。 さようなら。僕を変えてくれた街。 たったの3年。 それしか居られなかったけれど、感謝している。 この街と付き合ってきたのは50年になる。 子どもの頃は東京と言えばこの街だった。 大学や就職すると通過点の街だった。 だから馴染みの街だった。 でもどんな街かはよく知らない。 東西にデパート。 庶民的な飲食店。 映画館や娯楽施設。 人が多い街の一つ。 世間が持っているイメージ。 そんな程度の印象。 それ以上、深く知ろうとも

          ブランドコンサルタント。なんて熱く、素敵な仕事。久しぶりに完全燃焼した4日間。

          広報・ブランディングを仕事にしてきたボク 28年間、ボクは教育系広告代理店・大学広報・ブランディングと一貫して隣接領域を仕事にしてきた。 ボクと言えば「広報マン」。 自分でもそれを心の拠り所に生きてきた気がする。 ものづくりの一員として知らない誰かにメッセージを届ける仕事。 「心に響いいたかな?」 「一歩踏み出すきっかけになったかな?」 「幸せになったかな?」 そんなことを想像するだけでワクワクしていた。 もっと誰かの幸せのために心に響くメッセージを届けたい

          ブランドコンサルタント。なんて熱く、素敵な仕事。久しぶりに完全燃焼した4日間。

          今から学ぶ意味。

          僕の根底を流れる広告業界と接してきて。 長い間、広告業界と外側から接してきた。 クリエイターと呼ばれる人にたくさん会ってきた。 一行で世の中に残る言葉を残してきたコピーライター。 たった数カットで人の心を動かしてきたフォトグラファー。 若者たちの象徴的な存在となるロゴを作り出したデザイナー。 そうした業界のトップを走るプロたちを集められる プロダクションや広告代理店。 完璧な仕事。隙のない作品。揺るぎない自信。 そんな人たちとも仕事ができた。 クリエイティブスキルもセ

          ボクの挑戦。ソーシャル・イノベーション・スクール。

          とにかく変わりたい。そんな思いから初のビジネススクールへ。 2021年9月、僕は変わりたかった。 自分のすべて。 容姿も、性格も、そして本当の力が欲しかった。 ずっと同じ環境にいたことで、井の中の蛙、大海を知らず状態だったかも知れない。 なりたくなかった自分。 そんな人には絶対に。 若い頃、思っていた想いとは真逆の方向へ進んでいたかも知れない。 とにかく変えたかった現状を。 今まで何度も思ったこの気持ち。今回はいつもと違った。 まず容姿を変えた。 髪型、

          世界は、あなたから変わる。

          「ことば」というものの魅力を知る 僕の心に残るコピーライターがいる。 はじめてコピーに触れたとき衝撃が走る。 今まで出会ったコピーとは何かが違う。 タッチが違うのはわかる。 でもそこだけじゃない。 何かが違う。 その人と話していても分からない。 なんなんだ。この心のざわめきは。 当時を思い出す。 人の中に溶け込むチカラ とにかく取材現場に溶け込む。 農家であろうと医療現場であろうと学生たちの中であろうと。 取材を観察する。 だんだんわかってくる。 人のいいと

          架空のブランドステートメント

          うもれた志を紡ぎ、新たな志の芽生えを育む。 私たちが未来に向けて想いを表す言葉。 格差社会、食の問題、気候変動、自然破壊、技術革新、エネルギー問題、グローバルパートナーシップ、未知のウイルスなど、いつの時代も社会は問題がつきまとう。 どんなに困難な課題に直面しても、皆で考え、皆で協力し、皆で解決に導き、皆で喜びを分かち合う・・・。 そんな人と人との関係が理想の社会だと考える。 自己の利益だけを追求するのではなく、人々すべてのために。 自己の価値観だけで判断する

          ボクがいつか実現したいこと(前編)

          「高校生」。いつの時代もいいな。 20年以上、高校生たちと向き合ってきた。 大学進学を目指す高校生たちに。広報マンとしてだ。 将来やりたいことが見えていて目を輝かせて話す子。 親ばかり話してばかりで本人はもじもじしている子。 何を聞いたらいいか分からないけど、何か聞かなきゃという感じの子。 家計が大変だから新聞奨学生をしてでも進学したいという女の子。 九州の島からはるばる見学にきた子。 はたして何人の高校生と話したのだろう。 18歳。もうすぐ大人として認めら

          【おすすめ本】真・善・美。今の僕に必要なことを教えてくれた本。

          美意識を鍛えている世界のエリート。 グローバル企業が世界的に有名なアートスクールに幹部候補を送り込む。ニューヨークやロンドンの知的専門職が早朝に行われるギャラリートークに参加する。 世界のエリートが今、本気で「美意識」を鍛えているらしい。なぜなら、従来のサイエンス重視の意思決定による経営では、今日のように複雑で不安定な世の中では通用しないとわかっているからだそうだ。 エリートでもなく、グローバルな活躍ともほど遠い僕にとって、理解できるかなと、最初は不安だった。 でも、い

          【おすすめ本】真・善・美。今の僕に必要なことを教えてくれた本。