
フランスの展示会のいま(最新版2021年9月)
海外の展示会情報をどこよりも早くお伝えするとともに、海外で売れる商品についても解説します。
■MAISON & OBJET メゾン・エ・オブジェ出展
メゾン・エ・オブジェ出展衛生パス提示、マスク着用義務等、安全対策のもと、メゾン・エ・オブジェ展が開催されました。
9月展はなんと2年ぶりです。
開場とともに、すごい勢いでひっきりなしの人の波。
連日これまでにないほどの人出で、ブースはとにかく絶え間なく人が入ってきていました。ブースの場所がとってもよかったのもありますが、このような人出は、4年ぶりくらいなのではないかと思います。
正直驚いています。
バイヤーも、リアル展の開催を待ちわびていたことを確信しました。
出展者数についてはキャンセルも多く、ほぼ通常の半分ということで、会場は少しゆったりした感じでしたが、
当初40 000人がビジター登録していたそうで、常にごった返し状態でした。
ヨーロッパからのビジターが大半でしたが、アメリカ、中東からも結構あったようです。
最初は正直不安でしたが、パワーを取り戻した感じがしました!
ここまでは、海外パートナー企業が公開した記事の転載です。
■フランスで売れる商品を作るには?
自社商品を海外に向けて販路拡大しようとする場合、「その商品がいかに現地の人の生活を豊かにするか」を効果的にPRすることが重要です。
その前提として「現地のライフスタイルに合った商品」「現地のライフスタイルに気軽に取り入れられる商品」であることが大切です。
例えば、寒い国に薄手の生地を売ろうとしてもダメで、厚手もしくは温かい機能性を持った生地である必要があります。さらに、ティータイムを楽しむライフスタイルのフランスで日本の南部鉄瓶がヒットしたように、現地の生活スタイルにマッチしたアイテムであることは、売れるポイントです。
もっと具体的に落とし込むと・・・
・使えるアイテムか?
・サイズ感は良いか?
・色的にどうか?
・価格は合うか?
・パッケージはどうするか?
など、様々なことを考える必要があります。
海外ビジネスで成功するために必要なこと#2価格で勝負かブランディングか?でも触れていますが、現地のニーズにあった商品を開発すること、その前提として現地のニーズを調べることはとても大切です。
これから海外マーケット進出を考えられる企業様から、すでに海外展開されている企業様まで幅広くサポートしております。お気軽にお問い合わせください。
■MAISON & OBJET メゾン・エ・オブジェ とは?
ヨーロッパBtoB 国際見本市・展示会は、年に2回、1月と9月にフランス・パリで開催され、ヨーロッパ最大級の展示会の一つと言われています。インテリア小物、家具、装飾品、テーブルウェア、ギフト、デザイン雑貨など、生活関連アイテムが一堂に会します。
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!