正論と真実が人を幸せにするとは限らない
「愛情ていう形のないもの 伝えるのはいつも困難だね」
ミスチルの桜井さんも、こんな風に歌っているわけですが・・・
「言葉っていう正解のないもの 届けるのはいつも困難だね」
こんなフレーズが浮かんできました。
ある事件が起きた事で人の心と自分の内面について考察できたので、よかったらぜひ参考までに♪
事件は起きた
あらまし
こんなやりとりが 某オンラインサロンにてあったわけです。
当事者からクレームが出た!
※ちなみに上記のやりとりは、2人がこれで喧嘩しているとかではなく、なんでも思ったことを言い合える関係で、しかも、公開の場でみんなにやりとりを見せていくこともできる信頼関係があるんだということでご理解いただければと思います。
コミュニケーションを深堀りしてみる
おうえんするなら、
「わー、新しい企画がスタートするんですね!わくわくしますっ」
とかでもよかったのに、なぜ自分は、波紋が起きるような一言を投げかけたのだろうか?
率直な自分の想いはこれ
アドバイスでも気づきを与えたかったわけでもなく、
ちょっとしたジョークを含めたつもりの 一言
しかし、受け取った側はそうは受け取らなかった。
「応援の押しつけ」
「余計なお世話」
「ただのマウンティング」
その結果、
「この発言はチャレンジを阻害する」
という言葉としてあらわれてくる。
コミュニケーションにおいて、自分がどういうつもりで言ったかどうかに関係なく、受け取った側の“感じたこと”が常に正解だと思っています。
社会全体を考えてみてもそうですよね。
いじめ問題
ちょっとしたいたずらのつもりでやった→ いじめている側の主張
もう学校に行きたくなくなるほど傷ついた→ いじめられた側の受け取り
セクハラ問題
職場の円滑なコミュニケーションになるかと思って
「彼氏できたか?」って聞いたんだよ → セクハラ上司の主張
なんでプライベートに立ち入ったことを聞かれなきゃいけないのか
めっちゃ不愉快でした!! → セクハラされたと訴える部下の受け取り
世の中の定義としては、どういうつもりでしたかではなくて、どう受け取ったかが大事なのです。
ネガティブと向き合う
さて、受け取った側の感じたことが正解だということでしたが、今回の場合はどうだったのか。
「またまた、そう言わないで下さいよ~!やる気になってるんですから」
と、ジョークを軽く受け流すこともできますが、
ムカついた
と受け取っているわけですね。
ということで、不愉快にさせるコメントをしてしまったことについては
謝罪をしました。本当にごめんなさい。
そのうえで、見えてきた心の闇(ネガティブな部分)について考察してみたいと思います。
なぜ、ここでイラっとしたりムカついてしまうのか
①人は痛いところを突かれると感謝より不快を感じる生き物
指摘されてすぐに「ありがとう」と返せるのは人間ができた人です。
多くの人は、感じ方の大小はあれ「痛み」を感じるので心地よくはない。
言われなくてもわかってるよ、自分で という自覚があるだけに人から
は言われたくないですよね。
②本当は自信がない
本当に自分に自信がある人は、自分のやろうとしていることに指摘が
入ると、いったんそれを丸ごと受け止めるだけの「心のキャパシティ」が
あるわけです。
ところが、自信があるようにふるまっている場合、指摘されたことで揺ら
ぎがでてきます。これが、モヤっと イラっと の原因になります。
③自分の中に“マウンティング”“人を小馬鹿に”する気持ちがある
人の言動をイヤだと感じたときには、同じ部分が自分の中にあると
言われています。鏡の法則とも言われています。
「自分は常日頃からマウンティングをしない、ということを意識して
これまでやってきた。だから可愛がられている。」という処世術を
以前、お話されていたのですが・・
ということは、マウンティングしたい という気持ちがあるけど、それを
常に押さえつけて自分のポジションをとっている ということなんです。
あるいは、人をどこか小馬鹿にしている気持ちがあるので、自分に対して
向けられた言動の中でフォーカスして受け取ってしまう。
届け方を工夫する
なぜか感じがいい人のかわいい言い方
同じメッセージを伝えていたとしても、ちょっとした言い方を変えるだけで、相手が受け取りやすくなったり、逆に心にフタをしてしまったりする。
今の時代、心に少なからず闇を抱えている人のほうが多いので、感じよくつたえる「かわいい言い方」の体得は必須ですよね。
お勧めの本です!
自分の受け取り方も意識しよう!
コミュニケーションはキャッチボールとよく言われます。
一方的に発信しているわけではなく、お互いに投げると受け取るの繰り返しとなります。
他の人からもらったアドバイス、受け取り上手でしょうか?
言い訳をしたり、逆に非難めいたことを口走ってしまったりしてない?
受け取り上手は成長も早いし、気づきも大きいので、個人的には、届ける力と受け取る力の両輪を強化していきたいと思っています。
傷つけあったり、貶めたりするのではなく、高めあっていける関係性を目指したいものですね。
情報発信継続したい人を応援!
せっかくなので、発信を無理なく継続したいという方を応援する企画を考えてみました。
Instagramにて、4月いっぱい 発信継続応援キャンペーンとして
毎日7つの問いかけを掲載していきたいと思います。
ちなみに昨日は、こんなテーマで7つの問いかけをしてみました。
ちなみに 自分の中で考えるだけじゃなくて アウトプットて
すごく大事なので こちらのインスタにコメントで残して
いただけるとうれしいです
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