始めに
この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」第2版に「チョウジュウ・ニンジャクラン」を追加する非公式のルールセットである。NM(ニンジャマスター)はこのルールセットに含まれるルールを自由にセッションへ導入することが出来る。チョウジュウ・ニンジャクランのPCをセッションに持ち込む際は、専用効果を使用してよいかNMに確認を取ること。
チョウジュウ・ニンジャクラン
謎のニンジャ『ターヘルアナトミア』がモータルを改造して作り出した異形のニンジャのことを指す。ターヘルアナトミアはボトク・ニンジャの内弟子の一人であったが生物の可能性と生命の冒涜を好み、危険視され追放された。
しかし彼は「ネザーオヒガン」にたどり着き、空間を行き来するジツを手に入れた。
そして現在も、変身願望のあるモータルに『麻酔なし』の改造手術を行い、狂気を与えるのだ。原理は不明だがなぜかミサイルも撃てる。「異形のバケモノが近代兵器に似た何かを飛ばす!面白いだろう?」
つまりはどういうニンジャ?
伝承やファンタジーで言われているキマイラ(キメラ)のような混沌としたニンジャだ。
普段はただのモータルと変わらない見た目だが、いざ戦いになると抑えきれぬ本能で異形の姿が現れる。以下の例の見た目のニンジャがいる。
とりあえず見た目に困っても共通点はある。
みなひとしく狂っている。
追加のジツ・スキル
☆◉狂気の美貌
美しいものに対して人間は油断する。
☆◉殺し屋チョウジュウ
効率的な殺害は殺害に特化した武器により解決する。
☆◉スシ体内収納スペース
チョウジュウは腹が減る。だからスシも瞬時に食べたい。だから体内に予めスシを収納する引き戸がある。
☆◉非健全な肉体に宿る非健全な精神
健全とは何を基準にしているのだ?バケモノにはわからない
★◉自立移動する手足
手足にも意思はあり、復讐のために動き出す。
★◉狂気エネルギー
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
★◉異形の返り血
私の血液は鉄と硫黄と鉄と硫黄と鉄と硫黄と鉄と硫黄と
☆チョウジュウ化Lv1〜3
「モータルよ、お前は私の手でチョウジュウ・ニンジャクランに改造されるのだ」「のだ…」「のだ……」「のだ………」
麻酔を使わず純粋な痛みがあなたを襲う。やがて痛みは不快ではなくなっていく代わりに異形のニンジャが生まれる。
☆異常肉体
このニンジャの体は生物を冒涜しているような姿をしていたり、若干不自然さを感じる肉体だ。
☆仕込み武器
腕に武器を仕込むのは、狂人の沙汰だ。
☆属性ブレス
このチョウジュウは任意の属性の吐息を吐き出す。体内器官はもはやヒトじゃない
◉チョウジュウの真髄
「いいぞぉお前は、自分の狂気に向き合ってきた、これは褒美だ受け取れぇ!」「れぇ!」「れぇ…」「れぇ……」
麻酔なしの手術をうけるのも、慣れたものだ。
★属性ミサイル
お待たせしました。
いつものミサイルです。本当に好きですね。
★バラバ・ラ・エンチャント
バラバラの下準備、血と脂が混ざった液体は武器をだめにしてしまう。それを防ぐためならやぶさかではない
★超獣細胞活性化
これが俺の力なのか、彼はそうつぶやくとみるみるうちに肉体を再生していった。
★★異次元移動
体を一瞬だけ別次元に送り、【空間にひびを入れて】
再度この次元にやってくる。空が割れるとはこのことだ。
★★サイバネキラー
サイバネに過信する者の弱点を知り尽くしている。キラーだから。
★★ジツキラー
ジツを使う者の特性は知り尽くしている。
エースだから
★◉ヒサツ・ワザ ゴルゴダ・トーチャリング
驕るニンジャは屈辱を奢られるのだ。
★★★ 許されざる命
狂気が肥大化し、目の前の敵を殺すまで動く続けるだろう。
カイジュウを超越したチョウジュウの完成形だ。
利用規約
この記事に含まれる設定や自作データは非商用の場合に限り、セッション中に利用したり、自作シナリオ、自作記事へ流用することができる。ただし当シナリオのデータを流用して作成したものを公開する場合、可能な限りこの記事を引用元として明記することが望ましい。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は一部の例外を除いて原則不可。
参考資料:「ソウルワイヤード」ダイハードテイルズ
最後に
このデータを作るに当たって、古矢沢=サン、ARI=サン、きりパス=サン、タブリス=サン、哉-sai-=サン、カツカツ=サン、レオパレス=サン、ほのぽっぽ=サンのご協力を得ました。
本当にありがとうございました!
【ニンジャ名鑑】No.XXX
【ニンジャネーム】ターヘルアナトミア
【リアルニンジャネーム】カイデンネームなし
【性別】男
【主なクラン】なし
【イメージ】
白衣、長身、長髪、メガネ
の神経質なあんちゃん。
【性格】
自分の興味があるものに対してはテンション上がるが、
それ以外にはテンションが虚無。
【概要】
ボトク・ニンジャクランに席を置いていたが、
そのあまりにも生命を冒涜する様からクランを追放された。
彼が行っていたのはモータル、ニンジャ、動植物問わず恐ろしいモンスターを生み出す『チョウジュウ化』手術であった。
手足から爆薬や毒を繰り出すネズミ、
牛の頭にモータルの手足をもつミノタウロスめいたバケモノ、
両腕にカタナを仕込んだ少年少女、
そういったものを作りニンジャ、モータルを問わず実験したからである。
「私はハンバーグが好きでね、どんなものも最終的にこうすれば処分できる」
「ホッホー!芋虫と令嬢を合体させて美しいチョウジュウができたぞ!」
「だれしも変身願望はあるのだ。私はそれに手を貸しているだけに過ぎない。だからお前たちが言うそのう、なんだ。首が3つある人間?彼女たちは中が良くてねェホッホホホ」