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支配者スイッチ 「野菜」

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今日は野菜の話。

健康維持に欠かせない食材ですが、それ故に狙われ色んな仕込みがされているのです。

健康になろうとして、必死に食べた結果逆効果になったりしないよう、気を付けましょうね。

では、張り切ってポチっとな♪





「もしゃもしゃもしゃ……」

「閣下、どちらにいらっしゃいますか?…ああ、こんな所に。で、何をなさっているのです?」

「おお、モヒヒコは。」

「…まずはその食べている物を飲み込んでからにして下され。」

「…ん。おお、ヨシヒコか。」

「して、何をお食べになられていたのです?」

「以前、そちに健康になるための食生活を聞いたであろう?それに従い野菜を必死に食べておるぞ。」

「野菜ですか。それは結構で御座いますが、どこから用意なされました?」

「街でカット野菜なる既に切られている野菜の詰め合わせが格安で売られていての♪料理長に頼んで調理して貰ったぞ。」

「料理長には閣下に勝手なものを食べさせぬよう命じておるはずですが?」

「余の言うことが聞けぬのか!…と言って無理やり作らせたのだが、何かまずかったかの?」

「…はぁ。閣下、まず野菜ですが、なんでもかんでも良いと言うわけでは御座らぬ。」

「野菜なのにか?」

「野菜なのにです。閣下、そもそも閣下のお食べになる野菜は特別に作られているということを覚えておいて下さいませ。」

「作られ方で何か変わるのか?」

「何かも何も、そこが全てです。民向けに大量生産されている野菜は化学肥料・大量の農薬で汚染されております故。」

「農薬とはそんなにまずいものなのか?」

「我が国では、米国より売りつけられた…、おっと失敬。米国より買い付けております除草剤を中心に使っておりますが、あれの毒性は一言では言い表せませぬ。」

「除草剤ならば、野菜も枯れてしまうのではないのか?」

「そこが商売上手な米国のこと、除草剤に耐性のある野菜を開発し、除草剤と一緒に売りつけ…、売りに出しているので御座います。」

「ヨシヒコ、そち、米国に頭が上がらぬ訳ではあるまいな?」

「滅相も御座いません。民を活かさず殺さずには適しているとの判断で取り入れております。」

「それなら構わぬが…。で、どうせ米国のことだ。その野菜にも何か仕掛けが有るのであろう?

「今日は鋭いですな閣下。如何にも、かの野菜は育った後種が出来ても、その種は芽を出しませぬ。自家採種出来ないので常に米国から種を買わねばなりませぬ。」

「かようなことが出来るのか。しかしそんな面妖な作物、何故大々的に広まっておるのだ。面倒なだけであろう?」

「これがまた、商品向けの見栄えが良い大きな野菜が育つのですじゃ。生業として農業をしているものには手間要らずで収穫量も多いとのことで人気で御座る。」

「食料は国力。食料が広く作られることは望ましいが、その野菜、栄養価はどうなのだ?」 

「ロクに肥えた土地でなかろうと化学肥料で大きく育つ故、張りぼてのような野菜になりまする。」

「張りぼてか。安くて大きいのなら民も喜んで買うだろうが、健康的な食料ではないのだな。」

「閣下の買ってこられたカット野菜もそれですぞ。しかも野菜のくずや切れ端の詰め合わせを消毒までして売りに出しているのです。」

「どうりでイマイチ旨くない訳じゃな。料理長の腕が鈍ったのかと思うたわい。」

「閣下には自然農法の固定種の野菜をいつもお出ししております。街で変なものをお買いになられませぬよう。」

「あいわかった。以後はかようなものは控えるぞ。…と、農薬とやらの話はあまり聞いておらぬが?」

「農薬についてはまた今後お教えします。まずは野菜も品種により価値が違うと言うことをご理解頂きたい。」

「品種であるか。」

「あまり人の手の加わらぬ昔からの品種がよろしゅう御座いますな。胆にもそれが一番ですじゃ。」

「人の手が加わったものの方が良い品に思えるが、そうでもないのか?」

「人の手が加わると、殆どが商業目的の改変になりますからな。総じて自然に反しますれば、ロクな結果にはなりますまいて。」

「そういうものなのか。年中好きな野菜が食べれるので喜んでおったのだがのう。」

「基本は土地のもの、旬のものですぞ。それが一番その時に必要な野菜なのですじゃ。」

「食も季節同様巡るものであるか。のんびり待つとするかの。」

「それがよろしゅう御座います。」





F1種と、日本でしかジャブジャブ使えないラウンドアップ(^^;)


PS:大好評にお応えしてマガジンにまとめてみました。

良ければバックナンバーも是非!



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