セットアップ不要論【デートに何を着ていくべきか】
こんにちは。
恋愛ブロガーのペンさんです。
今日は、デート服の話を。
「デートでどんな服を着ていけばいいのか」、を調べると、「セットアップ」が推奨されていることが多くないですか。
定番では、「ネイビーのセットアップ×白の丸首Tシャツ」の組み合わせ。
これを着ておけば間違いないかと言うと、まったくそんなことはありません。
僕自身、この服装で失敗したことは何度もあります。
むしろ、恋愛での成功体験が少ない男性には、オススメできない服装です。
とはいえ、ものは試しですので、セットアップでデートに臨むのを止めはしません。
しかし、この服装で敗戦が続いているのなら、立ち止まって一考してみてほしい。
以下、セットアップ不要論を展開していきます。
気になる方は、ぜひお付き合いいただけると嬉しいです。
セットアップが似合うのは誰か?
まず、セットアップはかっこいい。
これは認めます。
しかし、似合う人と似合わない人がいます。
「セットアップはスーツに近いから誰にでも似合う」、という人がいます。
でも、そもそもスーツが似合わない人だっていますよね。
街行くサラリーマンを眺めていればすぐにわかることです。
心からカッコいいと思えるスーツ姿のサラリーマンは、いったい何人いるでしょうか。
髪型を整えていなかったり、体型がだらしない人には似合いません。
スーツ自体がカッチリした服装なので、それにふさわしい周囲を整える必要があるからです。
個人的に純粋にスーツが似合う男性は、顔立ちがハッキリしていて、高身長な男性。
こういう人は、元からモテる資質を備えていることが多い。
なので、「モテたい」と思って努力する我々とは、すこし違う人種です。
セットアップを着るデメリット
セットアップをデートで着用する最大のデメリットは、「不自然になる」ということです。
ちょっとスーパーに買い物に行く、コンビニにお菓子を買いに行く、というときにセットアップを着る人はいません。
男友達と遊ぶときにセットアップを着ることもないでしょう。
セットアップは、着る機会が少ない服装です。
そもそも、生まれてから死ぬまで、スーツを除いて、セットアップを着ることなく一生を終える男性がいても不思議ではありません。
そんな服装でデートに臨むとどうなるか?
固くなります。
ぎこちなくなります。
ただでさえ慣れない女性との会話に、さらに慣れないカッチリした服で臨めば、肩の力を抜いて自然体で臨むのは、ほぼ不可能と言っていいでしょう。
また、客観的にみて、「この人セットアップ着なれていないんだろうな」というのは伝わります。
ある日、前の彼女とスタバでくつろいでいると、一組の若い男女がお店に入ってきました。
男性は、恋愛インフルエンサーが言うことを完全に鵜呑みにしたような、お手本のようなセットアップ姿でした。
ネイビーのセットアップ上下に、丸首の真っ白なTシャツ。白いエアフォースワン。
スキのない服装で、「ここがダメ」という指摘するポイントは1つもありません。
髪もきちんとセットされていて、似合っていないとも思いませんでした。
しかし、「着慣れていないんだろうな」ということは、しっかりと伝わってきました。
ファッションでは「こなれ感」という言葉がありますが、それが皆無でした。
彼女にも伝えてみたところ、同じことを思っているようでした。
彼の横にいる女性は、なおさらそう思ったのではないでしょうか。
セットアップ、特に”テーラードジャケット”というアイテムは、相手に「気合いが入りすぎている」と思われているリスクが高くなります。
自分が固くなれば、相手も固くなり、アイスブレイクまでの時間が長くなってしまいます。
以前は、僕も「ジャケットを着ておけば間違いない」と思っていました。
しかし、今ではむしろジャケットは避けています。
「服装の減点を避けられる」という点以外は、デメリットしかないからです。
セットアップはピンポイントな天候と状況にしか対応できない
そもそも、セットアップ着てとけばオールオッケーという意見は雑すぎます。
本来、服装はTPOと気候に合わせて選ぶもの。
TPOはクリアできても、対応できる気候が少なすぎます。
セットアップがジャストな季節は春と秋であり、あなたも体感しているとおり、この2つは1年のうちで一瞬に感じるほど短い。
1年を通した日本の気候の大半は、「クソ寒い」か「クソ暑い」です。
寒ければ上からアウターを着てセットアップを隠すことになり、暑ければジャケットを脱ぐことになります。
無理してセットアップだけでデートに臨むと、気候と服装が合っておらず、「必死感」を醸し出してしまいます。
また、すこし肩の力を抜いたような場所に行くときにも、セットアップは不適。
アウトドアデートでセットアップを着るわけにもいかないでしょう。
焼き鳥屋に行くのにセットアップも、すこし固すぎる気がします。
セットアップが似合うようになるのは、恋愛上級者になってから
恋愛にノウハウを求める段階にある男性が、セットアップを着るべきでない理由はまだあります。
先ほど、「セットアップが似合う男性とはどんな人か」を紹介しましたが、書き忘れたことがあります。
セットアップが似合うのは、「ナルシシズムの度合いが強い男性」です。
自己愛が強く、自信にあふれた男性のことです。
こういった男性に、いずれはあなたもなるかもしれません。
しかし、今はそうじゃないですよね。
恋愛での成功経験が少ない男性は、ナルシシズムをほとんど持ち合わせていません。
そういった男性に、セットアップは悲しいほど似合わない。
もっと他に似合う、女性ウケする服装があります。
じゃあなにを着ればいいのか?
「せっかくの服装の正解がわかったのに。また模索しないといけないじゃん」と思わせてしまったのなら、申し訳ありません。
しかし、この世に万人に当てはまるアドバイスなどないので、1つのやり方でうまくいかなければ、他のやり方を探るべき。
セットアップを着てうまく行く人もいれば、そうでない人もいます。
僕のコンサルを受けてくれたある男性には、「セットアップをやめ、普段着に近い服装でデートに臨むように」とアドバイスしました。
そのおかげかどうかはわかりませんが、後日、彼には人生初の彼女ができました。
セットアップは、着用機会が少ないことから、「着慣れる」のが難しい服装です。
デートで落ち着いて相手との会話を楽しむには、着慣れた服装の方がいい。
ということで、僕が提案するのは、「上質なカジュアル」です。
あなたが普段着としているジーパン、軍パン、柄シャツの品質を上げる。
老舗ブランドの安心感を借りる。
具体的にどこのお店で買えばいいのかは、↓のnoteに書いています。
上質なカジュアルであれば、仕事を除き、着る機会を選びません。
友達と遊びに行くのにも、家族で食事に出かけるのでも、コンビニに買い物に行くのにでも、着ていけます。
着る機会が多ければ、服はあなたに馴染み、デートに着ていっても緊張感を助長することはありません。
自然体に近い状態でデートに臨むこと。
これが大事です。
PS
メッセージでも、自然体に見せることは重要です。
メッセージの雰囲気ひとつで、デートまでこぎつけるか、交際期間が長続きするかが変わってきます。
自然体で肩の力が抜けたメッセージの書き方は、↓のnoteで詳しく解説しています。
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