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『謎を解く』と言う死生観


先日、
私の好きなベティ ホワイト氏が
逝去した。

99歳だった。

ウィキペディアから

とにかく色んな賞を受賞され
素晴らしい功績ある女性であるが、
私が知るのは1つだけ。

彼女が出演していた
『ボストン リーガル』

海外ドラマが大好きだった頃だ。

女優としてのベティも好きだったが
彼女の生き方、
特に死生観を知った時
『この人、大好きだ』と思った。

ベティの母親は
誰かが亡くなると
『亡くなった人は死ぬという謎を解いたってこと』と話していたそうで
死ぬと言う事に対して怖くないと
生前彼女は話していた。

私の祖母も
『死んだ人が戻って来ないのは、戻りたくない理由があるのよ』と言っていた。

ずっと小さい頃から
人が死ぬってどんな事だろうと思っていた。

天国とか地獄とか本当にあって
幽霊とかお化けとか居るのなら
恨んでる人の前に
思い切り出て来たら良いのにとか
そう思ってる子どもだった。

祖母の生きた時代は
結核で弟を亡くし
戦争でまた身近な人を亡くし
死と言うものが、そんなに遠く無かったのかも
知れない。

また私も時代は全く違うけれど
早くに祖母が脳梗塞で倒れてしまい
あの時祖母は
死んでいたかも知れないと言う気持ちは
どこかにいつもあった。

希死とは違う、
死には望みや希望を見ては決していないが
孤独、恐怖も見ていない
そんなニュアンスが祖母の言葉にはあった。

私は、ベティの言葉にも
祖母の言葉に
どこか近いものを感じた。

それに彼女は
長生きの秘訣をジャンクフードだと言っていた。
『好きなものを食べるのが1番なんだ』と。

ポテトをつまんでる笑顔は
チャーミングでしかない。
亡くなった祖母より遥かにお歳なんだけど
とても可愛らしい女性だった。

私も死ぬ事に対して
恐怖とかは無いのだけれど
謎を解くって言う死生観が
独特だけれど
何だか良いなぁと思っていて
今の私の死生観に繋がっている。

人として生きているけれど
何の役目のために生きているのか
そもそも役目などあるのか
いまだに見えない。
でも死んだらその謎が解ける様な
そんな気がしている。


noteを始めて2年が経ったらしい。

2年経っても
死だの生だの全く進んでいない自分に
少し笑ってしまう。

ありがとう、ベティ。
感謝の言葉と共に、祈ります。


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