確実に受かるための目標点設定

大学の受験対策を始める上で一番とっかかりやすいのは目標点設定ではないでしょうか。私は勉強の現実逃避としてよく目標点を考えていました()

今回は目標点を設定する上で大切な2つのポイント(東大に限らず)を伝えます!記事が長めになったので、具体的な東大二次の目標点は次の記事で伝えようと思います。

では早速、目標点を設定する上で大切な2つのポイント、それは

1:満点をなるべく目標点にしないこと

2:特定の教科で稼ぐ目標は避けること

です。1から解説しますね。

「満点を目標にしない」というのは、二次試験というよりは共通テストの目標点作り等に関わってきます。突然ですが皆さん

満点の取り方って何通りですか?

考えるまでもないですね、1通りです。では

95点以上の取り方は何通りですか?

これは試験によりけりですが、1問1問の配点が小さい共通テスト数1Aのようなテストであれば、100通りは軽々越えるでしょう。

この問いを通じて私が言いたかったのは、「高得点(満点でない)と満点との間には、とてつもない難易度差がある」ということです。

満点を目指してテストを解いていると、1問壁にぶつかった瞬間に目標達成が危うくなります。人生がかかった大学入試本番では、そこでメンタルが大きく揺らいでしまう可能性もありますよね。

特に理系の難関大志望の受験生だと「共通テスト数学は満点とってやる」と考え、本番で分からない問題に出くわした際にその問題に多くの時間を割き、結局解けなくて爆死するというケースがあります。

この失敗は目標点をあえて抑えめ(どんなに数学が出来る人でも95点とか)に設定しておくことで解決出来ます。

続いて、2の「特定の教科で稼ぐ目標は避けること」について解説します。これは共通テストから二次まで、あらゆるテストで言えることです。

「得意教科で稼いでやる!!」

皆誰もが目標を立てる上で思うでしょう。しかし、極端な目標設定はよくありません。特に、「数学で稼げばいい‼️」と思っているそこの貴方(*・・)σ

極端な目標設定が良くない理由の1つは、精神衛生上よくないというものです。

これは私の実体験に基づいています。私は数学が元々他の教科よりよく出来ており、模試の総合成績は数学で吊り上げている状態でした。こんな私は模試の回数を重ねるにつれ、数学を受ける度にプレッシャーを強く感じるようになりました。

ここで稼げないときつい...

って思っちゃうんですよね。

そして数学が失敗した日には

もう無理/(^o^)\

ってなってしまい、他の教科も崩れていました。

練習ですらこんな状態ですから、もし本番で数学でアドを稼ごうとするとどんなに精神に悪影響を及ぼすだろうと当時の私は思いました。そこで共通テスト、二次の目標点はなるべく全教科の得点割合が同じくらいになるように設定したんですよね。

次に先ほど少し触れましたが、数学で稼ぐ戦略が特に危険な理由を話します。それは、

1問あたりの配点がデカすぎて、他の教科に比べ圧倒的に不安定だから

です。

東大二次を例に挙げれば、東大数学は1問あたり20点の配点があります。1点未満で合否が決まる世界で、数学が得意なら如何に楽に合格へと近づけるかが分かりますね。

しかしその一方で、失敗のリスクも高いです。東大では問題数がとても多い理科や英語の方が点数は明らかに安定しやすいですね。

まとめると、目標点は

なるべく平坦に、かつ満点は避けて設定しよう!!

ということになります。

(実はこのような点の取り方って一番大変なんですよね。結局どの教科も満遍なく勉強しなくてはならないんですから。東大二次に関して言えば、あの理科と英語を高得点で安定させるというのは口で言うのは簡単ですが、そこまでの道のりは険しいですし...)

ここまで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m

次の記事では具体的な目標点をお伝えします!



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