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#呑みながら書きました 【いつだって、ハグしたい】

このnoteは、みんなで書いて遊ぶローカルお題 #呑みながら書きました の企画に参加したものです。
酔っ払って書いているため、途中誤字や思考のループが見受けられますが、気にせず楽しんでください。

ハグしたいな、と思う。

下心のある話じゃなくて、挨拶のこと。

大好きな友だちと久しぶりに会えたとき、ずっと会いたかった友だちにやっと会えたとき、ハグして喜びを分かち合いたいって思う。できれば、どうしたって寂しさが胸をかすめるお別れのときも。

なに言ってんだコイツ、って思われている気がする。説明するね。

私、ニュージーランドに住んでるの。だから、出会いと別れのハグがわりと普通。「普通」って書いたのは、いっつもハグするわけじゃなくて、時と場合によるから。

あんまり親しくない人とか、たとえば子どものクラスメイトのお母さんとか、ハグしない場合もある。や、私が人見知りだけなのかもしれないけど。

毎回はハグしない。仲良しの人と会ったときにハグをする。どれくらいが仲良しかっていうと、まあ、一緒の職場で働いている同僚と休日に会ったらハグするとか? 細かい基準はわからないけれど、わりとみんなハグしてる。

これは完全にイメージだけれど、情熱の国・イタリアなんかは、一度会ったらみんな友だちで、次からは絶対ハグしてそうだよね……(イメージです)

ハグっていっても、ぎゅってするわけじゃないよ。軽く、互いに肩を抱く、みたいな感じ。一瞬だけど、人の体温が伝わってくる。あったかいな、って思う。

ニュージーランドに10年住んでいて、日本に帰ったのは3回。2~3年に1回のペースでしか帰国していない。子どもが小さい、飛行機が長時間でつかれる、航空券が高い、色々あるけれど、この先もたぶんペースは変わらないと思う。

日本にいる、会いたい人に会えるチャンスは限られてる。

だからさ、言うね。会えたら、ハグしたい。

顔見たら、ぜったいうれしいと思う。喜びが言葉になんてならない。ハグして、一瞬の体温で分かち合いたい。

うん、もちろん、絶対ハグしてねなんて強制しないよ。日本的な距離感って、私だってわかるもん。ハグするのが嫌とか、気乗りしないとか、色々あるよね。だから、「カエデさんと会ったらハグしなきゃ!」とか思わないで。

ただ、わー!って出会えた喜びの瞬間、もしその腕を広げてくれたら、私はためらいなく飛び込んじゃう。

あ、握手でもいいよ。ハイタッチもいいよね。ハグじゃなくても、体温が伝わるものなら。


思うんだよね。なんで、実際に顔を合わせると感情ってうまく言葉にならないんだろう。出会えたときの喜びも、別れるときの寂しさも、noteのほうがずっときれいに綴れる気がする。

胸がつまって、「会えてうれしい」「また会おうね」しか出てこないなんて。言葉って、不便だよね。

ハグできたらいいな。かすかな温もりと一緒に、この喜びも伝わったらいいな。

そしてお別れのときも。何年後に会えるかな。もしかしたら、もう会えないかな、なんて、胸をかすめる寂しさを、ハグの体温がやさしく溶かしてくれたらいいな。


そんなことを、ニュージーランドでフィジョア酒のソーダ割りを飲みながら考えている。変なこと言ってるなあって思ったでしょ。だって、酔っ払っているからね。

いつもは口にできない、面と向かっていえない、そんなことを、書いてみただけだよ。

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