埴輪時代【埴輪ネーミング問題】
「古墳時代」を「埴輪時代」に改名したい。
「古墳時代」の問題点
「古墳」は定義が広すぎる。いつの盛り上がった墓を古墳と呼ぶのか? 暗黙の了解で弥生時代の墓を外しているので、古墳時代の期間が辛くも成り立っている。そのままにはしておけない問題だ。
「前方後円墳時代」の問題点
「古墳時代」を改名すべきとの意見は、とっくに出ている。「前方後円墳時代」にしようという案である。「古墳時代」にあたる時代は前方後円墳が造られていた時代であり、この時代を象徴しているのは前方後円墳である、というのが理由だ。確かに、改名するなら第一に上がる名称だとは思う。しかし長すぎる。「前方後円墳」で既に10音、「時代」をつけると13音である。長い。「安土桃山時代」でさえ10音で、これが限界ではないか。名称はより短いものがより望ましい。
新名称「埴輪時代」がもたらす効果
そこで「埴輪時代」である。
まず、前方後円墳が造られていた時代は、埴輪が作られていた時代と一致する。そして、埴輪の強烈なイメージによって注目される。謎の多いこの時代の調査・研究を後押しする。
以上、「埴輪時代」への改名の提唱でした。
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