見出し画像

長距離運転とマラソンは似ている

転勤族で実家が遠く夫とは別行動が多いので、長距離運転は何度となくしてきた。

年々疲れやすく、長距離運転がキツくなってきた。

久しぶりに一泊で往復したら案の定疲れが酷い。前日の運転の疲れを引きずりながら翌日また長距離運転だ。

運転は好きなのだが、高速道路は単調で眠気との戦いだ。事前にエナジードリンクやガム、眠眠打破などを準備するが眠いものは眠い。

眠気に効果的なのは歌うことと食べることと喋ること。ただ、ずっと食べ続けるのは難しいし、話し相手の家族も寝てしまったりする。寝ている家族の横で熱唱するのも気が引ける…

そんなわけで、ひたすら単調な運転を続ける。「あ、あと200km切った!」「あと100kmだ!」と自分を鼓舞しながらとうに体力の限界を迎えているが気力だけで走り続ける。

そしてやっとたどり着いた我が家。倒れ込みながら「もうしばらくハンドル握りたくない…」と思うが、車社会なのでまた翌日から運転するハメになる。

スーパーに行っただけで疲れてしまう最近の私にとって長距離運転は、走っても走ってもゴールは遠くて、まるでマラソン選手にでもなったかのような気持ちになる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?