世界の絶景で絶叫する(チチカカ湖とアンデス山脈・・・ペルー・ボリビア))

第6位 チチカカ湖とアンデス山脈(ペルー、ボリビア)・・・標高3810mにある湖と6000m級の山並み

 ペルーの見所はマチュピチュとクスコに代表されるが、標高3810mにある湖チチカカ湖にも是非足を伸ばして欲しい。一般的には湖畔の町・プーノに滞在してトトラという葦の一種を巧みに編んで湖に浮かべその上で生活をしているウロス族の村を訪ねる。彼らが乗っている小船もそのトトラで造られている。

通常は高速ボートで太陽の島を巡って対岸のボリビア領に入り、そこからバスでボリビアの首都・ラパスまで行く。圧巻はボートが到着あたりからよく見えるアンデス山脈の山並み。富士山の頂上とほぼ同じ高みから6000m級の山の連なりが展開する。ウーン生きていてよかったと思える瞬間だ。

旅の演出としては、午前中にプーノを出てチチカカ湖を渡り、太陽の島の遺跡を見学して、コパカバーナあたりで昼食をとり、対岸のワタハタに出てバスに乗り換える。アンデスに西日があたり赤く染まる夕暮れが良い。そして、日もとっぷりと暮れ美しい星空が現われる頃にラパスに入る。大抵のガイドは暗闇から突如として現われる首都・ラパスの夜景を俯瞰する形で見せてくれる。ラパスの町がすり鉢状になっていてチチカカ湖側から来ると丁度そのすり鉢の縁のところに出てくることになる。旅程でタイミングが狂うとガイドは途中で無用な休憩を取ったりして時間を調整するが、何度も行くところではないのでここはガイドに従うことをお薦めする。

ペルー、とりわけ、クスコからプーノ、チチカカ湖からボリビア・ラパスに至るルートは高山病にかかることがあるが、クスコに到着した時から大声を出さない、あわてない、重い荷物を持たない、急がないの4無い主義に徹してクスコで順応すること。この時必ずマチュピチュに訪れること。そして、水を多くとること。風邪を絶対に引かないことに気をつければ素晴しいアンデスを満喫できる。

(前にも紹介したペルーとボリビアの位置関係・・・Wikimedeaより)

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(チチカカ湖・・・Wikimedeaより)

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(ラパスの夜景とかなたのイリマニ山(6439m)・・・Wikimedeaより)

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