去年のはなし

(本気の人材育成講座~酒田セミナー)

山形で有料老人ホームとデイサービスを経営してる園さんが呼んでくれて

若手介護リーダーが集まり人材育成について講演しました

参加者も熱くて、とってもおもしろいセミナーでした。

特養の坂野さん

カリスマがいなくなると介護が変わってしまうのでは困るので

カリスマがいなくても出来る介護の仕組みづくりに取り組んでいる

環境を整備していくことで良い介護を築いていく

そうすることで職員も伸びていく

2対6対2の組織の原理

ルールを守らない、守れない職員が必ず2割いる

その2割でもやらざる負えない仕組みづくり

グループホームの植さん

自分の代わりを任せるには、職員の中に一人のエースを育てる必要がある

エースを協力、応援してくれる役割も育てていく

自分は苦労してきたからこそ今がある

エースを育て上げる覚悟が必要

たとえやめても、違う場所でエースは活躍していく

だから、たとえ自分の事業所からいなくなっても、エースを育てることに意味がある

的な感じで、

二人とも良い介護や良い介護職員を育てるための方法論を二項対立で示してくれた

もちろんそこには、同じ山のてっぺんを目指す(利用者主体の介護)うえでの登り方の話なので、参加者にとって人材育成の幅の広がるセミナーだったのではないかと思う

ではではデイサービス小林の人材育成の方法論はどうなのか

はいこんちょは開設からずっとエースを育てるやり方でやっていて、エースが辞めてからはエースを置かずに仕組みづくりに切り替えました。

今いる職員にとって1番理想的なやり方が利用者にとってもいいと思うから。

エースを置くシステムもメリットデメリットあったけどおもしろかったし

今やってるエースを配置しないシステムもメリットデメリットあるけどこれがまたおもしろい

メッシがいればメッシを中心に守りと攻撃を分けた戦術にするし

メッシがいないなら全員攻撃全員守備で走力とポジションチェンジを繰り返す戦術にする

どちらでも試合に勝つ(良い介護をする)ことは出来るもんね 

ロマンチスト(理想主義)とリアリスト(現実主義)だったら、僕はやっぱり両方とりたい(笑) 

理想も大事だし現実も大事。理想だけに走って現実みないでお年寄り事故ってたら本末転倒だもんね。

だから、小林的人材育成は、必要ならエースも育てるし、仕組みもつくる。

楕円人材育成論

これを植さんは、ハイブリッド型といってくれた

坂野さんは、小林は卑怯だ。と言っていた(笑)

あっちもいいし、こっちもいいし、どっちでもいい

見事に三タイプに別れた

まあ、僕の人材育成論は、スタッフは勝手に育つ。だからなあ。

もちろん、研修もやってるし、サポートもするし、アドバイスもするけど

スタッフのことなんて何年リーダーやっても全然わかんないもん

認知症のお年寄りくらいわからない(笑)

だけどわからなくていいわけではない。

わかろうとはするけど、やっぱりわからない。

わかったと思うときもあったけど、実際は全然わかってなかった。

わかったら、終わり。

わからないの輪からでない。

わからなくていいわけではない。

わかったと思わないとやっていられないときもある

だけどやっぱりわからない

わからないから、わかりたい。

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