凄い表現

今、千々松幸子さん朗読の「竹取物語」。「かぐや姫」ですね。それを聞き終えました。千々松さんが所属されている81プロデュースの企画で、日本の様々な民話を、所属している様々な声優さんが朗読しています。

言い換えれば、一人芝居みたいなんもんですね、声優さん達にとっては。千々松さんが読むのも素敵だと思いましたけど、それ以上に「かぐや姫」。わたしの好きなアニメ「おんぶおばけ」の原型じゃないですか!きゃ~っ!縁を感じられずには、いられません。

で、うっとりしつつアニメと朗読。千々松ボイスを堪能していると、最後の方。月の使者達が、かぐや姫を迎えに来るので、阻止しようと2千人もの武士が、自宅を包囲する。いよいよ時間が来て、まばゆい光が云々とあるんですけど、何と「人々の毛穴迄が見え」ってあったんです。「毛穴」ですよ、け・あ・な!はっきりと千々松ボイスが読んでいました。

「毛穴」笑っちゃいました、思わず。雅びだらけ、不思議だらけの物りに、ボディ。「毛穴」だなんて、ねぇ。原稿を渡され最初に目を通した時、ヘンな感じを千々松さんも受けたでしょうね。凄いわ「毛穴」、素晴らしくてよ。


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