見出し画像

開運力で転職を成功に導けるのか#55

転職を繰り返す事15回、16回目に起業する。当初の5年は右肩上がりだったものそれからは鳴かず飛ばずの状態であった。その後手を変え品を変えで続けた25年間が過ぎ解散。そして今は占い師となってアドバイザーを続けている。売上がままならない時期に占いを勉強し始め、自分の運気、運勢を調べて行いった。今になるとこれまで長く続けられた理由が分かった。それは運勢の良し悪しの時期に自分が行動を起こしていることが判った。

経営者は孤独である。しかし自分で運勢が読めれば失敗はしないと言うより不安は少なくなるものだ。そして進みゆく道が見えてくることが判断出来る。この第5章は自分の運勢と行動を当てはめ行くことにする。

第1章から第4章までは転職の話だが第5章から運勢を私が見ながら進んで行く。どうやって集客をしたら良いか?どうやって売って行ったのか?どうやって存続させる考え方を持ったのか、失敗と成功を書いたものである。第第1章 #1~#9 第2章 #10~24 第3章 #25~#40      第4章 #41~#51 マガジンに掲載

第五章 最後の転職

ピンチというの名の台風直撃

平成9年は倒産が増えた年でした。私の会社も下手をしたらこの時終わっていたかもしれません。起業から5年、右肩上がりで来た売上が突如として落ちて行きます。当時はまだ占いなど信じもせずに自分の運勢なんか気にしてはいませんでした。振り返って今調べると私は印綬の年が回ってきていました。印綬の年は高速道路に例えると渋滞中にはまる感じです。ゴールは目の前に来ているのに身動きできな状態になる感じです。1、プラダ社の弁護士からの質問状、2、輸入代行業者の倒産、3、コレクションのオーダー失敗4、3店舗が採算割が続きました。その予感は前年どから何となく判っていたような気がします。前年度は偏印の年、運気が停滞し始め入り口に入った状況ですから正統的なインポートブティックに変えようと思ったのかもしれません。運勢は天気予報と似ています。それを100%信じるとか信じないとかの話ではありません。そんな兆候が出やすいならばどう過ごすのが良いのか計画を立てるのが必要だったのです。当時はあるキーパーソンが出てきてどうにか乗り切ることが出来ました。


スーパーブランド「プラダ」のバッグが流行してきたときです。しかしまだ今のように広く知られているわけではありませんでした。私はプラダは知ってはいましたが顧客はプラダのバッグに関しての欲しいと言う要望は無かった。

理由は当店はブランドのバッグは安く売れないことを知っていたからです。
ある時、知人のブティックのオーナーから「プラダのバッグが買える」と教えてもらいました。紹介してくれたのはバイヤーの仕事でイタリアと日本を月に行き来しているコシノジュンコを痩せさせた感じの上から下まで真っ黒な衣装で見た感じでアパレルってわかる50代の女性を紹介してくれました。

ここから先は

5,223字 / 2画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?