私大文系学生が危機を感じるニホンの数学
今回の主題
1 AI×データの社会で生きるために数学を学ぶ必要がある
2 中高生が数学を学びたいと思うために
都内の私立文系大学に通うなーすやーすと申します。
いきなりですが、私は数学が嫌いです。。。。。
高校生の時は数1、数B しか勉強せず 微分積分もわからず 統計学のテストでは公式を丸暗記し力技で単位を取得しました。かなりしんどかったです
中高生の頃を思い出すと、数学が嫌いなのは自分だけでなく周囲も8割くらいは嫌いだったんじゃないかなと思います。
1 AI×データの社会で生きるために数学を学ぶ必要がある
巷ではAI×データなどの活用が必要と叫ばれており大学の授業などで危機感を抱いた学生も多いと思います。
そんな未来10年の社会ではAI×データ(情報科学)を学ぶために必要な数学スキルを持っていることが大前提になってくると思います。
数学が嫌いな人は大ピンチです。
私は数学から離れて早5年、基礎スキルが全くありません。
正直、このまま社会に出て大丈夫なのかと不安になりました。
なので過分ながら中高生やその教育に関わる人たちに数学の必要性を「未来を生き抜くため」として伝えたいと思っています。
私がこのnoteを書いたのも安宅さんの著書「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」を読んで危機感を抱いたからです。
日本の現状についてこの本を参考にしていまとめて見ました。
1−2AI×データの時代で日本は負けている
現在GAFAやBATJなどの時価総額(企業の価値)が高いようにAI×データを重要視する時代がきています。
日本はトヨタなど現在でも車業界で世界首位をひた走っていますがAI×データが重要視され、現状では時価総額ランキングでTOP10に入っていません。
日本は著書の言葉を借りると「一人負け」している状態です。
1−3 一人負けの原因
原因の一つとして考えられているのが人材不足です
社会に送り出すための教育機関でAI×データに必要な人材の育成が進んでおらず、若者は時代に合った武器を持たぬまま社会に出ることとなります。
日本においてAI×データを学べる大学の学部は情報理工コースになりますが数はアメリカや中国に比べ圧倒的に少なくこのままでは太刀打ちできません。
また情報科学を学ぶためには大学1〜2年レベルの数学知識が必要ですし、そもそも理系学部生は大学生全体の2割しかいません。
日本の未来のために、若者が必要なスキルを持って社会に出るために
情報科学を学ぶための「数学教育」を推進する必要があると思います。
嫌いな数学に多くの人が意欲的に取り組むために
数学の必要性については前述しましたが具体的に中高生に意欲的に取り組んでもらうための案を記載したいと思います。
2 中高生が数学を学びたいと思うために
学びたい=モチベーションと捉え話題を進めていきます。
勉学に対しての中高生のモチベーションはほとんどの人が外的要因と内的要因の二つだと私は考えています。
外的要因のモチベーションとは
「親に言われたから」「勉強は習慣だから」のように外部からの働きかけによるもの。
内的要因のモチベーションとは
「偏差値の高い学校に行きたい」「勉強が好き、学ぶことが楽しい」自分の自己実現や趣向によって自ら勉強することです。
このどちらか一方のやる気だけで勉強しているのではなく複雑に混ざり合った結果、勉強に至ると考えます。
今回は内的要因のモチベーションにおける
「自己実現」に注目します。
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2−1 自己実現のための数学**
これからはAI×データのスキルが必要となり自己実現の方法として有用だと思います。
なので数学は自己実現につながると中高生が知ることで数学に立ち向かう学生が増えるのではないかと考えています。
将来、お金持ちになりたい、安定した職業につきたいそんな自己実現をきっかけに数学を学んでくれるのではないかと思います。
中高生やその教育に関わる人が時代の流れを理解し教育に反映させていくことが日本の未来と若者の幸福度を変えることができるのではないかと思います
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まとめ**
日本はAI×データの流れから逃れることはできない
AI×データのスキルを得ている必要がある
AI×データを学ぶには数学の知識が必要
数学を学ぶ必要がある
中高生は数学が嫌いな人多い
日本の教育を変える必要がある
日本の未来がヤバイ
中高生がなぜ数学を学ぶのか理解し、自己実現に結びつけて考えられるようになると現状を打破できるのではないかと思います。
お読みいただきありがとうございました。現役学生の意見として参考にしていただければ幸いです。