バッテリーからの出力にリレーを入れて過放電対策
我が家のソーラーシステムの懸念事項の1つだったバッテリーの過放電対策をしたいと思います。
方法はいたってシンプル。
バッテリーの電圧が一定の値まで下がったら強制的にカットするだけ。
その処理に必要なものは、バッテリーの電圧を知ることと、シャットアウトするリレーを用意するだけ。
バッテリーの電圧は既に取得できているのであとはバッテリーの電源をシャットアウトするリレーを組んでいきます。
用意したリレーはこちら。
車用なのかな?結構デカい。
12V200Aなので2400Wまで対応する大容量のリレーです。
インバーターが1000Wなのでここまでの容量は必要ないのですが、大は小を兼ねるというか、大きいことは良いことの精神でこちらにしました。
配線はこんな感じになります。
200Aのリレーは12V駆動のようなので電圧が足りていません。
なので、200Aリレーを駆動するためにリレーを付けました。
ということで、この状態をコチョコチョしていくと・・・
こうなります。
200Aリレーは結構デカいです。
後ほどトラブルがあったのですが、大型リレーに取り付ける平型端子の接触が悪く、4V程度しか出力されないときがありました。
平型端子を取り付ける際、緩く感じたらペンチなどで蚊来る締めて使用するのが良いです。
で、インバーターから上に向かって配線が伸びていますが、これはどうなっているかというと・・・
ここに繋がっています。
12Vの電源を分岐してUSB用電源として供給できるようにしました。
一応バッテリーが切れた時用の予備としてアダプターに接続できるようになっています。
色々調べていたのですが、直流電源は配線が長いと電圧が下がるそうです。
ちなみに、アメリカで最初の電力会社が誕生した頃、エジソンは直流を採用してテスラは交流を採用したそうです。
エジソンはテスラを揶揄するような宣伝をしたとかなんとか。
エジソンってそんなことする人だったんだと思ったことがあります。
電流戦争はちょっと面白いので興味が湧いたら調べてみてほしい。
というか、なんでこんなことを知っているのか自分が不思議。昔TVで見たか聞いたか読んだんだろうな。
閑話休題。
バッテリーから配線を10m程度延長していますが、0.05V程度の降下で済みましたので特に気にせずに済みました。
とりあえずやりたかったことが一通りできたので、これで一区切りといったところでしょうか。
でも気になったのが、ここまでできたのならチャージコントローラーもなんとかできるように気が・・・
大容量のMOSFETがソーラーパネルからバッテリーへ充電電圧もコントロールできる。
どうもバッテリーの充電に必要な電圧が16Vっぽい。アンペアも足りてるのかな?
いくつか気になっています。
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