マウント取ったっていいじゃない。友だちならさ
このnoteでも話題に上がっている「マウントを取られることへの嫌気」について、最近ネットでも同じような話をたまに見かける。
そもそも「マウント」や「マウンティング」とはどういう意味なのか?
あまりピンとこなかった(興味も湧いた)ので、色々と調べてみた。
まず、「マウンティング」とは「マウンティング女子」という言葉から来ているようで、こう書いてあった。
同性に対して優位に立とうとする女性のことを指す。
典型的なパターンとしては、上から目線で物ごとに口を挟むことで、対象のよりも優位に立つパターンが多い。
また、マウンティングの語源は、哺乳類が自分の優位を主張するための「マウント」から来ていて、マウンティング女子の行動を「マウントを取る」とあらわすことがある。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
・タイプ別マウンティング女子の特徴・心理!上手な対処法を解説
簡単に整理すると、以前からあった自慢やアピールなどのものが、言葉新しく「マウントを取る」というように表現されるようになったということがわかった。
そして、調べている最中にぱったりあったこのnoteを読んで、面白い事実もわかった。
「日常のちょっとした発言や行動などを指摘して「マウント取られた!」などと騒ぐ人を多く見かけるようになった。」と書かれているのを読んで、なるほどそういうことかと理解できた。
※眞野いるかさん、ゆーてんさん、面白くてわかり易い記事をありがとうございました。
「マウント」「マウンティング」をよく見聞きする背景として、情報技術的に便利で豊かになってSNSの浸透とともに、嫉妬心がそれまで以上に芽生えるようになったことに起因していることが伺える。
俗にいうツッコミ社会の台頭である。
自分に直接関係ない他人事に関心を持ち過ぎで、監視しすぎ。そしてすぐに誰かの足を引っ張ろうと待ち構えている。
そしてそれは、自分の自信の無さから来ていることが多い。
だから、自分の話をしたい、自分を見てもらいたい、承認してもらいたいという単純な気持ちからの言動が、見聞きした相手によっては「私はあなたより格上です」と主張していると捉えられてしまう構図ができあがる。
いわゆる現代社会の病の一面であろう。
けど、これが友だち同士だったらどうだろう?
毎回会うたびにマウントを取るような発言をしないかぎり、問題ないのではなかろうか。
そもそも本当の友だちなら、たまのマウントを認めてあげるくらいのキズナがあるだろう。
お互い自慢の話も気にしてできないようじゃ、それは友だちではない。
お互いの自慢話を聞きながら、お互いを認めながら、時にはツッコミ笑い飛ばすくらいが丁度いい。
マウント取ったっていいじゃない。友だちならさ。
だから、あなたがマウントを取られた、取ってやろうと思っている時点でその相手は本当の友だちではないだろう。
自分に自信さえあれば、「マウント」や「マウンティング」という言葉自体を使わないし、使う必要もないだろう。
自信が無いから、相手と比較するし、猜疑心に苛まれる。
この文章を書きながら、そう感じています。
今の現状にストレスが溜まっていて、そのはけ口が外の自分と直接関係ない、どうでもいいことに向かいすぎてる。自己の承認欲求や、現実逃避のために、向かいすぎてる。
そんな現代において、個の情報発信が普通になり、一般人の知り合いや友だちが目立とうとする。するとそれを見聞きして、マウントを取ってくると感じてツッコミを入れるひとが出てくる。
まぁ たまに明らかに人を見下したような態度をとる女性はいるだろうが、そうではなくただ個の情報発信をして、見てもらって共感を得たいというのが多数派だろう。
それに被害妄想を持ちだしたら、自身の心が危険なサインと思ったほうがいい。
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