TEDx TALK (TEDの配信チャンネル)がペドフィルに関する怪説を配信し炎上

気になったのでザザッと訳した。元の記事はLGBTPZNとかは言ってないので注意。

※タイトルは英文記事の意訳なので、私の意見とかではないです。

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TEDx TALKによる配信が炎上している。ドイツのヴュルツブルク大学で行われた、ペドフィルに関する尋常ならざる見解の発表である。

5月5日、医学生のミリアム・ハイネ氏は、ドイツのヴュルツブルクでのTEDx Talkイベントで講演を行った。 UTEDx TALKのサイトのキャプションには、「ハイネ氏の〈小児性愛は生得的かつ、個人の意思ではどうにもならない性的指向である〉という信念に迫る」とあった。
ハイネ氏は言う。「性的指向や感情に個人の責任はなく、性的指向に基づいてとった行動には責任があると私は信じています」。 動画はさらに語りかける。「すべての人が、内心と行動を明確に区別するようになれば、私たちはひとつ前へ進むことができます。 小児性愛者の性的欲望は、彼らの意志だけではどうにもならない。性的欲求を粛清することはできない。彼らに行動を起こさせないようにすることが必要なのです」。
「まずはっきりさせておきたいのは、子どもを虐待すること、これは間違いなく罪であり、許されざることです。 しかし、子供を虐待しない小児性愛者には、何の罪もありません」と、ハイネ氏は本講演の中で語っている。

講演内容には、疑問が多く残る。 「科学的研究によれば、小児性愛者が行動に至る際の顕著な兆候として、彼らが社会的に孤立していることを挙げています。みずからの性的指向を明かすことのできない社会では、助けを求めることすらできません。 たとえば友達に、海に行こうと誘われた時にも、子供がたくさんいるから行けない、などと口にすることもできない」…

TEDx TALKは、炎上への対応として、すぐに動画を削除した。

たとえ小児性愛が変えがたい性的指向であったとして、小児性愛者が海辺で遊ぶ子供たちを避ける理由にはならないだろう。ストレートやゲイにだって、魅力的な相手に出会う機会は多いはずだ。これでは、小児性愛は単なる性的指向ではないと言っているも同じだ。 それは、無辜の子供たちの人権を侵してでも、自分の性的衝動に抗うことができないということだ。

TEDは以下の声明の中で、彼らが氏の講演の内容を事前に知りうることはないと示唆している。 TEDx TALKは、オンラインで投稿された講演の「違法な」コピーを取り下げるよう働きかけていると主張している。

──TEDx Eventは、TEDxのYouTubeチャンネルに、「社会が小児性愛に対する認識を変えるべき理由」というタイトルの講演を掲載し、後に削除した。
TEDxの講演で、発表者は小児性愛者を生得的性質の一部として、そう考えたほうが、小児性犯罪の防止に寄与すると主張した。
TEDx EventはTEDとは別の組織であり、毎年10ヶ国以上で、約3500のイベントを開催しています。私たちTEDは、TEDxのイベントの内容に関与していません。
当該講演動画とその削除は、いま注目を集めています。視聴してみて、発表者が、重大な誤解を招くような形で研究を引用していると確信するに至りました。違法かつ有害な行為を支持するために、一部の視聴者に都合のいい解釈をさせたと。
また、動画の取り下げの経緯を主催者に問い合わせてみて、深刻に身の危険を感じた発表者自身が、削除を要求したのだという事実を知りました。
私たちの方針として、講演者からの削除要請には応じることにしています。本人の意志を尊重するためです。
インターネットに掲載された動画の違法コピーに、引き続き対処していきます。


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