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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見ました

※この記事は本編のネタバレを含みます※

こんにちは。ななくらと申します。

先日、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを劇場へ見に行きました。

この記事を読む方はきっとヴァイオレット・エヴァーガーデンについて興味のある方ばかりだと思いますが、どんな話かを知らない方へ私なりに解説しますと、

”戦場で軍隊の武器として戦ってきた感情のない少女が、感情を知るお話”

です。ざっくりですが。ですよね?

感情を知るために、彼女は手紙を代筆する職業である「自動手記人形」というものに興味を持つわけです。

時代背景が古いため、まだ電話もなければ、学ぶ場所が少ないため文字を書けない人もいるわけですね。

そんな世間では、会えない人に言葉を伝える手段としては手紙が主流だったわけです。

このヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品は、全編を通じて

”本当に伝えたいことを口に出したりして伝えるのが難しいが、後悔する前に、一生伝えられなくなる前に、手紙でもなんでも本当の想いを伝えておこうね”

的なメッセージが各話に組み込まれているわけです。

最初の2,3話まではこの物語の背景や人物紹介的な形で話が進んでいき、

そこからはサザエさん方式で1話ごとに完結する流れになっていきます。

恥ずかしながらまだ外伝を見ていないのでアレなのですが、全体を通してこの物語を作った方々の伝えたいことがはっきりと伝わるいいお話でした。

簡単に言うと泣けます。京アニの作品、泣ける話多すぎます。

本編見ながらボロボロ泣きましたし(特に10話)、映画館でもデッロデロ泣いてました。鼻水が口に入りました。

そんなヴァイオレット・エヴァーガーデンですが、劇場版を見てしっかり泣いた私が思った感想を殴り書きます。

先に言っておきます。文句が多いです。いやでも本当にいい作品ですよ、いい作品なんです、感動しましたし、泣きましたし、見てよかったなぁと思いました。

その上での感想です。めっちゃくちゃネタバレするのでネタバレ回避したい方はここで僕の描いた【ハロウィンパーティに呼ばれなかったAmumu(ゲーム:League of Legendsより)】の絵を見てブラウザバックしてください。

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では、以下感想です。


まず序盤のシーン。

本編を見たことない方にわかる様に、ヴァイオレットちゃんってこういう人なんだよというのを、10話のアンちゃんの孫目線で教えてくれます。

まずここで「うっわ!アンちゃんの家族やんけ!!」と大興奮。

ヴァイオレットが実際に生きていた時より未来の描写で世界が描かれています。もうなんか英雄感凄い。ヴァイオレットSUGEEEEってなってます。

アンちゃんの孫も50年間の手紙見て大興奮。ばあちゃん死んだのほっぽってライデンにまで行っちゃいます。

ほぼほぼ現代感ある雰囲気の描写だったのですが、もう代筆なんていらんし国営で郵便系することになったしCH郵便は買収されて、博物館になってました。

そこで本編のいろんな部分をあらかたアンの孫と知った上で、ヴァイオレット側にチェンジ。

色々あって、実はギルベルト生きてんじゃねって感じになります。

島で先生やってるかもしれん、っていう描写がまず出てきて、生徒が兵に出た家族に僕たちは元気だよ!って手紙を書いてほしいと代筆を頼まれるわけです。でもその家族は戦争で亡くなってしまっているので、届かずCH郵便社に戻ってくるわけですね。その筆跡を見てホッジンズは察するわけです。

え、この字めっちゃギルベルトやんけ…と。

ギルベルトの兄やん、ディートフリートに手紙を見せて、調べてくんね?とお願いし、生きてるっぽいということをヴァイオレットちゃんも知ります。

ヴァイオレットちゃん大興奮。めちゃ会いたい会いたいのシーン…の間に、一つヴァイオレットちゃんの依頼のお話があります。

ユリスという男の子が、死ぬ前に母、父、弟に手紙を代筆して、死んだら届けてほしいとの依頼です。

アンの母ちゃんのやつやん…!ってなりましたが、死の描写があると本当に泣いちゃいます。

リュカというお友達にも自分の弱っていくところが見せられず、お見舞いに来ないで!と突き放してしまうのですが、死ぬ前に最後電話でお話するんですが、このシーンが一番泣きました。アンの話並みに泣いた。

ごちゃごちゃっといろんなことがあったんですが、なんとかホッジンズとヴァイオレットはギルベルトのいる島にたどり着くんですね。

でもそこでギルベルトはもうヴァイオレットには会いたくないっていうんですね。雨がザーザー降りになる中、ギルの住んでる家の前まで行って、ヴァイオレットが叫ぶんですよ、会いたかったですって。それでもギルは帰ってくれと突き放すんです。ホッジンズもバカヤロ~って叫んだりして、アツい展開になります。

こっからキモいな~って思った部分なんですけど、ヴァイオレット最後会えないってわかって気持ちに踏ん切り付けてギルベルトに手紙書くんですよ。島から出る前に生徒に渡してね~って渡すんですけど、ギルベルトが読む前に島のおじいちゃんだったりなぜか同じ日にやってきたディートフリートに説教みたいなことされて、ちょっと気持ち揺らいだギルベルトが読むんですよ、もう会えないのはわかったんで元気でいてくださいね、少佐バイバイって感じのヴァイオレットの手紙を。

そっからですよ。キモいシーン。

何度も会いたくない帰れとか言ってたギルベルトが、後悔して帰りの便の方まで走るんですよね。

ヴァイオレットぉおっぉおおぉおおおっって叫びながら。

それにヴァイオレットは気づくんですよ。んもー会えないとか思ってた少佐の姿見れて大興奮。船から飛び降りて少佐の方に向かうんですわ。

二人で浅瀬のあたりで泣きながらゴメンゴメンみたいな

少佐あぁ~…じょうざぁああぁ…

ヴァイオレットォ~…

エンドロール。エンドロール後は窓際で指切りげんまんしてるギルベルトとヴァイオレットの絵でおわり。

まぁ泣いたよ。泣いたんだけれども、ギルベルト、キモいオスの部分出すぎじゃないか?って。

だめだなんかマイナスなこと書いてたら悲しくなってきちゃったのですが、

何を言いたいかっていうと、

①ギルベルト、どうせ会わないっていうならもう会うな

②ヴァイオレット、愛してるの意味を多少なりとも知ったのなら口に出して愛してるってギルに言ってくれ

③全体を通して手紙だったり言いたいことは言おうねって感じだったのにあいまいな雰囲気で終わるな

④カトレアおっぱい出すぎえっちすぎ大好き

⑤ディートフリート、劇場版ジャイアン並みに優しすぎ

⑥あの忌々しい事件が関係してたら本当に悲しいけど、前後編にできなかったからこんな感じにしちゃったよっていう感がすごいので超期待してみちゃった分評価が…

⑦ごめん、ラストシーンよりユリスとリュカのシーンの方が泣けたしいい話だなーってなっちゃった


といった感じです。

乱文、見た方からしたらめちゃくちゃな時系列での感想、失礼いたしました。

でも本当に面白かったので、外伝も見ますし、劇場版に行ったときにもらった小説も読もうと思います。

ありがとうございました。

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