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映画『特攻大作戦』感想文


 原題 “The Dirty Dozen”、1967年の古~いアメリカ映画。

画像1 監督は、ロバート・アルドリッチ。『飛べ!フェニックス』(1965)、『ワイルド・アパッチ』(1972)、『北国の帝王』(1973)、『合衆国最後の日』(1977)など、60年代から70年代のアメリカ映画を牽引した名監督ですね。

 主演は、『キャット・バルー』(1965)で、アカデミー主演男優賞を受賞したリー・マーヴィン。本作では、『エクスペンダブルズ』でシルヴェスター・スタローン演じるバニー・ロース並のリーダーぶりを見事に演じてくれます。

 そして、『荒野の七人』のチャールズ・ブロンソン、『スペースカウボーイ』の今や大名優の地位を確立したドナルド・サザーランド、『人間の証明』のジョージ・ケネディ、『刑事コジャック』のテリー・サバラス、『ポセイドン・アドベンチャー』のアーネスト・ボーグナインなど、名優揃い!

 普通の戦争映画とは一線を画するストーリーとなっています。どちらかというと、前述した『エクスペンダブルズ』っぽい荒くれ者たちの活躍を描いた作品となっています。できれば、現代に是非リメイクして欲しい作品の1つです。

 オープニングはイギリスにあるアメリカ陸軍刑務所での絞首刑というショッキングなシーンから始まります。無罪を訴える若い囚人兵が目の前で刑を執行されることに心を痛めるジョン・ライズマン少佐(リー・マーヴィン)。

 そのライズマンにドイツ国防軍の高級将校たちが集まる保養所を襲撃するように命令を受けます。そして、そのメンバーは刑務所に収監された囚人から選出するように指令を受けます。

 そして、ライズマンは罪を帳消しにする条件で12人の囚人を選び出すことになります。オープニング・クレジットで、この12人を紹介するシーンは、なかなか斬新で、今でも十分通用する演出です。

 選ばれた12人の囚人= “The Dirty Dozen”

 いや~、原題の方がカッコいいよねぇアップ

 そして、ライズマンの破天荒な訓練が始まりますが、相手は元犯罪者の荒くれ者たち、当然、素直に従う者もなどいない……まるで『スクール・ウォーズ』!

 まあ、ストーリー展開は予想通りですが、素直に面白い!

 ぜひ、ご覧いただきたい作品、そして、リメイク希望の作品です(*^_^*)

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