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みんな知ってる???ウーバーイーツや出前館の手数料設定の仕組み!?

こんにちは!


住谷知厚です♫


本日は流行り病で需要が一気に増えたフードデリバリーについてのお話です!

フードデリバリーと聞くとウーバーイーツや出前館が思い浮かびますよね。
これらのサービスを注文したことがある人も多いのではないでしょうか?


しかし事業者側にとってはデリバリーサービスに支払う配送手数料・サービス利用料は決して安ないと感じるかもしれません。

ちなみにウーバーイーツ、出前館ともに手数料は手数料を注文代金に対する比率でみると、35%程度に設定されているそうです!(※)

※フードデリバリーの手数料……ウーバーイーツは詳細を公開していないが、飲食店専門のメディアやSNS等を参考にすると、飲食店が負担する標準的な「手数料」は売上額の35%程度とみられる。出前館は「サービス利用料10%+配達代行手数料25%(2021年1月以降、それ以前は30%)」としている。 ※下記、サイトより引用


では、売上高の35%の手数料のコスト構造を見てみましょう!

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 ※下記、サイトより引用

・人件費と家賃(売上高の20%)
業態や立地により異なるので一概には言えないが、一般的に飲食店の売上高を100%としたとき、コストは大まかに「食材費30%、人件費30%、家賃10%」、さらに諸経費20%を差し引いて、残り10%が利益になると言われている。
飲食店の視点で考えると、デリバリーを利用する客は、ホールでの接客を受けないので、人件費と家賃を折半した、人件費15%+家賃5%の合計20%がコストとしてかかると想定。

5000円の食事をするお客さんがいるという仮定して以下を計算します

・マーケティング(売上高の4%)
口コミサイト大手「食べログ」は、ディナーを予約する際、1人あたり200円の手数料を徴収している。

・決済(売上高の約3%強)
来店客が食事代金を電子決済サービスで支払った場合、飲食店が決済事業者に支払う手数料の相場は代金の3%強

・移動費(付加価値 約8~13%)
仮に往復500円の交通費を支払ったとする。労力や時間(経済学で言うところの機会費用)を加味すれば、その食費と交通費の合計は5500円以上であり、来店客にとっては飲食店の売上高の約9%以上の付加価値が発生する

つまり、人件費と家賃(売上高20%)+マーケティング(売上高の4%)∔決済(売上高約3%強)+移動費(付加価値 約8~13%)=約27%+付加価値 約8~13%

つまり双方の間で価値の移動が生じ、対価の支払いが生じるという視点であ価格を計算してみると35%という数字も店側にとっては適正水準と考えられますね。

と今回は少し複雑な記事を題材にしましたが、このように消費者目線ではなく、経営者目線でニュースを見てみるのもおもしろいですね。

今日はここまで♪


≪引用元≫


「フードデリバリーは高い」は本当?手数料がかかっても、ウーバーイーツや出前館が使われる「納得の理由」
https://www.businessinsider.jp/post-229614

Photo AC
https://www.photo-ac.com/

住谷知厚(すみたにともひろ)

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