見出し画像

【人生100年時代】若い間に思いっきりチャレンジして、『FIRE』を実現しよう!!

こんにちは。

住谷知厚です。


皆さんは”FIRE”という言葉を聞いたことありますか?

最近、学生や20代、30代の人達を中心に、この「FIRE」を目指す人が増えてきているそうです。
では「FIRE」とはどんな意味なのでしょうか?


”FIRE”とは

画像1

写真ACより出典


「FIRE」とは「Financial Independence, Retire Early」の略で、勤労所得に頼らずに投資収益で生活できる状態のことを指します。

そして、この「FIRE」は2つの要素から成り立っているといいます。


1:経済的自立

「4%ルール」という考え方があります。実際の利回りからインフレ率を差し引いた実質利回り4%で資金を運用し、運用益だけで生活するというものです。利回り4%ですから、年間の生活費を4%で割り戻すと、25年分の生活費を貯めると、一生運用益だけで生活できる計算となります。

下記HPより引用

2:若いうちに退職すること

「今の仕事」に依存しないで仕事や会社を選べる立場になること、好きなことをすること、などの意味があると考えます。

下記HPより引用


文章で書くとこれだけですが、簡単な話でもありません。
始めるには元手がかなり必要であったり、4%の利回りが厳しかったりと、様々な課題があると思います。
積み立て投資も収入の問題だけでなく、状況・環境の変化などでなかなか維持は難しそうですね。

リンダ・グラットン教授の書籍「LIFE SHIFT」が発売されてから、”人生100年時代”という言葉に注目が集まりました。
実際に健康、栄養、医療、衛生などの分野の大幅な変革によって、平均寿命は大きく上昇しています。
そのため、将来的に想像以上に長く生きてしまう可能性は高いと思います。

では、そんな長い人生においてどれくらいのお金がかかるのでしょうか?
実際に計算してみたいと思います。


老後にかかるお金

画像2

写真ACより出典


公益財団法人「生命保険文化センター」によると、老後、夫婦2人最低限の生活で約22万円/月、ゆとりのある生活をすると約36万円/月の生活費がかかると言われています。

「LIFE SHIFT」を参考に「人生100年時代」と考え、70歳で退職したとして計算します。

・最低限の生活
 22万円/月×12カ月×30年=7,920万円

・ゆとりのある生活
 36万円/月×12カ月×30年=1億2,960万円

これだけ必要になってきます。

ずいぶん前に「老後2000万円問題」なんて言葉も流行りました。
年金制度もありますが、いくら貰えるかといった保証もないため、頼るには注意が必要です。


年金に頼らない生き方として、「FIRE」を目指す人もいるのではないでしょうか。

そして、この数字を見て、できなさそうだから諦める人と、どうやったらできるのか考えて行動する人で分かれるのではないでしょうか?
「FIRE」を実現する人は、後者の方が圧倒的に多いと思います。


最後に

「FIRE」を実現するには3つのパターンがあるといわれています。

(1) 稼ぐ
稼ぐに追いつく貧乏なし。使う以上にお金を稼げばいつしかお金は貯まります。具体的には自分で事業を起こす起業という手もあります。しかし、FIREを目指す人の暮らしぶりと寝る間も惜しんで働く起業家のイメージは正反対。となると、支出を抑えるしかなさそうです。

(2) 投資上手になる
FIREに欠かせないのが上手に投資することです。S&P500に投資するのも一案ですが、株価暴落時の備え、特にFIRE目前での資金管理が重要です。せっかく増やした資金が経済危機で半減する可能性はあります。一方で、債券などの安全資産を増やすとお金の増え方が遅くなります。

(3) 倹約する
最も再現性が高く誰でも取り組める方法は倹約です。無駄な支出をしない。FIREを目指そうとする人は、手取りの50%程度で生活する必要があるでしょう。それを数十年続ける。家族が増えるような人生設計ですと倹約の継続は難しいかもしれませんが、独身で実家暮らしの若者なら取り組める可能性があります。

下記HPより引用


僕自身現在は、「人に夢を与え続ける」いうビジョンのもと、経営者の傍ら、最近は投資家としても活動を始めました。
20代の頃から寝る間を惜しんで行動して、”無形の資産”を積み重ね、さらに将来のために努力し続けてきました。

当たり前ですが、今やりたいことばっかりやっていると、お金は無くなります。
僕は、将来やりたいことを思いっきりするために、これまでギリギリまで負荷をかけ続けてきました。

本当に「FIRE」を実現したいと思うなら、将来を想像して、”なぜ実現したいのか?”をしっかり考えていきましょう。
そんなビジョンや大切な仲間の存在は、本当に苦しい時に力強く背中を支えてくれます。

「自分にはできない」なんて思わず、みんなで夢を実現していきましょう。


今日はここら辺で♪


《参考》
「何となくFIREで早期退職したい人」に欠けた視点

厚生労働省「国民生活基礎調査」令和元年より

LIFE SHIFT



住谷知厚(すみたにともひろ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?