写真より動画で記録したい子供の成長

子供が生まれてから、
写真を撮らない日はないんじゃないかというくらい
毎日毎日飽きもせずに、パシパシパシパシ、
その喜怒哀楽を撮っている。

それもこれも、スマホのせいだな。
いや、おかげ、なのか?

決してこれはわたしが
特別な親バカなわけではなく、(だよね?)
いまの時代はあらゆるシーンで
自分と同じように、スマホで子供の写真を
撮っている親をよく見かける。

そして、そういう人たちに言いたい。

写真じゃない!動画を録れ!

いや、写真もいい。写真も素敵。
でもできるだけ動画を録れ!

子育ても数年やれば
だれもが気づくと思うけれど…

写真…見返すことほとんどないね…。


そして、ふと思い立って、
膨大な量の写真を整理しようとするとき
「どーでもいい同じような写真ばかり、
何枚も撮りやがって…何考えてんだコイツ…」って、
過去の自分にすげーイラつくから!

インスタ映え写真とかね!ほんとどーでもいい!
親が撮った自分の子供の頃の写真、思い出して!
「すげー時代感じるね!」って笑ったことあるでしょ!
それになるだけだから!そのインスタ用の写真!
プロじゃない人たちは気づいて!
いま「時代を感じる写真」を必死で撮ってるだけだから!

✳︎

で、本題。

せっかく持ってるそのスマホ。
ぜひ写真じゃなく動画を録るために使ってほしい。

子供の「いま」を、だれのために記録するのか。

いま最高にかわいいわが子!を
他人に見せたいために記録する人は
どうぞ写真を撮ればいい。

けれど、
いつか子供に見せるためとか、
自分自身がいつまでもこのときの
子供の姿を覚えておきたいため、
と思う人には絶対動画がおすすめ。

乳児の頃の緩慢な動きとか、
たどたどしく歩くさま、
なかなか俊敏なダンス、
真顔からの突然の満面の笑み。
そういうものは写真では残せない。

そして、声。

あのときのか細い泣き声。
必死で訴える宇宙語。
マママ、バババ。
延々と続くおしゃべり。
いとしくてたまらない笑い声。

子供の声は日々変わってしまう。
そして、どんどんあの頃の声を
わたしたち親は忘れてしまう。

「わが子の声」の記憶は、日々更新されている。
「あの頃の声」を思い出すのは困難だ。

それは決して写真には写らない。
忘れたくない、わが子のいとしさ。

✳︎

最後に。
動画はできれば30秒程度の長さになるように
調節して撮影するか、
撮った直後にトリミングしておくと便利。

だいたいこれくらいの長さが、
見返したときに、あまり退屈せずに見られて、
満足感も得られるベストだと思う。
(※個人の意見・感想です)

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