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この夏、エアコンの電源は切るべき!イギリス人専門家による新型コロナ対策に波紋広がる

この記事のタイトルをみたときの感想は「この暑い日にエアコンを切るなんて無理だ!」です。

「新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを減らすため、エアコンの電源を切るか、運転中でも窓を開けて換気を行う必要がある」という提言が波紋を広げている。
英国王立工学アカデミーのショーン・フィッツジェラルド博士が作成に関わった建築サービス技術者協会のガイダンスによれば、室内の空気を循環させるスプリット型エアコンは、空気中のウイルスを循環させてしまうため、仮にソーシャルディスタンスを取っていたとしても、同じ空間にいた人に感染が拡大する危険があるという。

ショーン・フィッツジェラルド博士、言いたいことはわかります。たしかにそうかもしれません。エアコンは空気を循環させるからウイルスも一緒に循環してしまい、同じ空間にウイルスを持った人がいたらソーシャルディスタンスをしていてもウイルスがやってくるよ、という。

わかります。多分そうなのかもしれない。

フィッツジェラルド博士は『The Telegraph』の取材に「もしスプリット型エアコンを使用しているなら、涼しさを犠牲にしても窓を開けて換気することが最善の方法です」と語った。そして「もし窓を開けることができず、さらに複数の人がいる場合には、そのスペースを使用するべきではありません」と続けた。

エアコンはひとりのときに使え、と。ぼくのような昭和の人間からしますとひとりでいるときにエアコンをつけるほうがもったいないという精神がムクムクとわいてきて、みんなが帰ってくる時間になるとエアコンのスイッチを入れるようにしたりしています。

全然ちがうんですね、博士の理論だと。

この理論を強化する結果が

『Emerging Infectious Diseases』でもエアコンの気流によるウイルス感染の可能性が述べられている。中国・広州では、レストランで別々のテーブルに座っていた3つのグループの間で感染が拡大。エアコンによる気流の流れが、飛沫感染と一致していたという。
レスター王立診療所のウイルス学者のジュリアン・タン博士は、特に人が話す状況であるバーやレストランでの感染拡大の危険性を指摘。「エアコンの下で座っていると、ウイルスを撒き散らす状況になるかもしれません」と注意を促した。そして、「エアコンのフィルターではウイルスを遮断することはできず、感染を広げることになるかもしれません」としている。

感染症よりも熱中症にやられそうですね。

ただでさえ、今でもスーパーなどに入るときのマスクが暑いのに。


エアコンハラスメント。これが次には来るんじゃないでしょうか?



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