セカンドキャリア

人生100年時代と言われるようになって、
定年退職するまで同じ企業で働くような選択肢ば
かりではなくなっている。

働き始めて数か月、数年で、転職したり起業した
りする人は昔も今もいる。
そんな転機を「次の」と呼ぶなら若くてもセカン
ドキャリアは考えた方がよい。

キャリアを考える上でもしかしたら、役割の話が
少し役立ちそうじゃないかと思うので、前に書き
かけたライフキャリアレインボーの話を少しだ
け。

ドナルド・E・スーパーさんの理論です。

人生の役割を主に7つに分けてステージと役割の
組み合わせを図式化したものです。
※この役割の分け方は色々違いますが、だいたい
 この7つでよいかと。

子ども
学ぶ人(学生)
余暇を楽しむ人
市民
労働者
家庭人(親、配偶者)
その他さまざまな役割(だいたい老後のことか
な)

人は生まれてきて、親がなくなるまでかは少々意
見は分かれるかもしれませんが、「子供」の役割
を演じます。
当然ながら、それに割く時間の割合は年齢ととも
に増減します。

社会人になって、忙しくなれば「余暇を楽しむ
人」という役割の時間は減ってきたりするかもし
れません。

そのような「自分が果たす役割の多寡」を虹のよ
うに図式化したもの。

まあ、見える化ですね。

よく時間を何に使っているかを書き出したりする
ワークってあるかと思いますが、
それを「役割」から考えるって感じでしょうか。

今は多様性の時代なので、単純にいくつの役割っ
て定義するのは
ちょっと違和感があったりもします。

例えば、昔は働きながら親の介護をガッツリする
ような状況って
そうそうなかったかもしれません。

今は大家族でなくなって、
兄弟も少なかったりして

労働者の役割と子供として介護する虹の幅が
長期間太く重なったりして、辛い思いをしたりす
る人もいる。

特に女性は大変ですよ。
労働者として働き、
親として子供を育て、
子どもとして親を介護して、
妻として夫の面倒をみて・・・・・(笑)

男性だってやってると思いますけど、
まだまだ現実問題は女性にかかってくることが
多いと私は思います。

私がそういう時代の生まれだからかもしれませ
ん(笑)

まあ誰のせいでもないんですけど。

でもこの虹を描いていけば、必ず終わりが来るこ
とにも気づける。

やはり、見える化するって言う事は俯瞰して物事
をとらえるには有効ですね。

ライフキャリアレインボーに興味がある方は文部
科学省のページで色々参照できます。

ライフキャリアレインボー以外にもキャリア教育
について色々参考になることを知ることができそ
うです。
人生すごろくゲームなんかも興味深いです。

厚生労働省のHPも素晴らしいけど、こちらのHP
も参考になりますね~。

こんなことに興味がなかった時は、お役所のHPな
んか役に立たないと決めつけて、読まず嫌いで見
もしなかったですが(笑)

怪しいサイトをドキドキしながら見に行くよりず
っと安心です。


今日はここまで。
ありがとうございました。

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