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V6

V6のみんなへ。

デビュー26周年おめでとう。
6人はこの日をどんな気持ちで迎えましたか?
私は嬉しくもあり、寂しくもあり、苦しくもあり、色んな気持ちが混ざって自分でもよく分からないのが正直なところです。
今日は6人が6人で迎えることのできる最後の日です。
26年前のこの日、年齢も歴も境遇も何もかもバラバラな6人がV6としてデビューしました。
そしてここまで53枚のシングル、14枚のアルバム、4枚のベストアルバムを発売してきました。
もちろん、トニセンやカミセン、個人としての活動も沢山ありました。
それでもこの数字を見れば、V6がアイドルとして全力で26年間駆け抜けてきたことは誰が見ても分かります。
辛かった時、苦しかった時、辞めないでいてくれて有難う。
誰1人欠けることなく、26周年という年を迎えることは容易いことではありません。
ジャニーズには沢山のグループがあります。
誰か1人でも欠けたらグループではなくなるところもあれば、何人抜けても、グループを守り続けるところもあります。
でも、V6は前者の道を選びました。


「誰か1人でも欠けたら"V6"ではない」


V6は6人全員がそう言い切れるグループです。
長野くん以外はすぐに終わるだろうと思っていたグループが26年も続きました。
V6を見ていれば6人全員がどれだけV6というグループを愛しているのかが分かるグループになりました。
6人でいる時のV6は決して飾ることなく、自然体で、楽しそうでそんな6人を見ていると笑顔になれます。
個人の仕事をしていても、メンバーについて語る姿は本当に嬉しそうで、素敵な人たちだなと思います。

そんな6人がバラバラになる道を選んだ。
3月12日、今でもあの日のことを思い出します。
決して忘れることのない日。
決して忘れられない日。
私やみんなの耳に届いたニュースはとても信じられるものじゃなくて、嘘だと思いたかった。
信じたくなかった。
涙が枯れるくらい泣いた。
目の前に突きつけられた事実は大きすぎた。
何年も前から、6人で話し合いをして決めたことだと聞いた時、本当は25周年で終わるつもりだったのかなと、でも26年やることに決めたのかなと、思いました。
25周年で沢山取材を受けて、テレビに出演して、6人はどんな気持ちでいたんだろう、どんな想いで私たちからの声援を受けていたのだろう、6人の気持ちを考えると胸が張り裂けそうになります。
体調が悪くても、怪我をしても、いつもどんな時も笑顔で居てくれて有難う。
その6人の笑顔に救われた人はきっと沢山いると思います。

2021年の11月1日は、終わりであり、始まりでもあります。
6人にとっての門出の日です。
V6という母体から飛び立つ日です。
今日を迎えるこの日まで、6人も何回も"最後"という言葉を意識したと思います。
それでも涙は見せられない、泣かない、そんな気持ちでいたのかな。
幾度とない場面で涙を堪える6人の姿を見てきました。
でも今日は思い切り泣いてください。
寂しかったら寂しいでいいんです。
悲しかったら悲しいでいいんです。
まだV6でいたいと思っていたら素直にそう言ってください。
少しでも6人が私たちと同じ気持ちでいてくれたらそれだけでいいんです。
強がる必要なんて全くないんだよ。
そんなことを言ったら6人はなんていうのかな。
プロ意識が高い6人だからきっと最後の瞬間まで涙を堪えようとするのかな。
この日を迎えることが6人が決めたことだとしても、嫌だったら素直に言ってください。
これまで色んな思いを我慢して人のために生きてきた貴方達だからこそ、最後くらい自分の素直な思いをそのままぶつけてください。
きっとそのことに対して、文句を言う人なんかいません。
もしいたら、私も含めファンのみんなが絶対に守ります。
26年間、V6が活動してきたうち、私はたったの6年半しか応援することはできませんでした。
何度も何度も、もっと早く出逢えていれば、そう思いました。
でも6人はいつでもどんな時でも沢山の幸せをくれました。
そんな6人を好きになれたことが、私の人生の1番の正解です。
これから先の人生、岐路に立つことは何回もあると思います。
選ぶ道を間違ってしまうこともきっとあります。
でも6年半前、V6を応援するという道を選んだことは間違いじゃありませんでした。
この事実はこの先の人生も絶対に変わらないです。
V6に出逢えたこと、応援できたこと、苦しかった3月12日も、11月1日も、6年半1度も後悔したことはありません。

今まで沢山のことを犠牲にして私たちのためにステージに立って、歌って踊って、生きてくれて有難う。
V6がいたから笑って泣いて、素敵な仲間に出逢うことができました。
同じ時間に同じことで喜んで、笑って、時には涙して、同じものを好きでいて、同じ気持ちを共有することができることがこんなにも幸せなんだなと気付かせてくれたのは他でもないV6です。
何もかもバラバラなみんなと仲良くなれたのはV6がいたからです。
26年間本当に本当にありがとう。
V6がこの6人で本当に良かったです。
この6人だったから応援したいと思えました。
こんなに沢山の人に愛されて、グループを終えられる人はきっと後にも先にもいません。
今日というこの日が終わるまで、幕が降りるその時まで、6人が奏でる音楽が鳴り止むまで、ついていかせてください。
もちろん、その先も。何年も何十年後も。
V6が笑っていれば、わたしたちも笑っています。
だからずっと笑っていてね。
一度繋いだこの手と手が決して離れないように。
強く固く握りしめて、歩いていこうね。
6人が私たちのことを想ってくれているように、私たちも6人のことをずっと想っています。
26年間、本当にお疲れ様でした。
今後の6人の幸せを心から願っています。
出逢ってくれて有難う。愛してくれて有難う。
素敵な宝物を有難う。
6人が大切にしまってくれた宝箱はずーっと大切に私の心に持っておくね。




2021年11月1日









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